デジタルセールスルーム「openpage」の導入で営業戦略を進化
株式会社openpageが提供するデジタルセールスルーム(DSR)「openpage」が、フリー株式会社に導入されます。近年、営業・カスタマーサクセスの現場では複雑化する顧客ニーズへの対応が求められています。そこで登場したのが、デジタルセールスルームという新たな営業戦略です。
導入背景とその意義
フリー株式会社は、50以上のプロダクトを展開し、多くの企業のバックオフィス業務を支援している企業です。顧客数が増加する中で、営業現場では2つの課題が浮上していました。
1つ目は、提案活動やフォローにかかる手間の増大です。顧客との接点が増えるにつれ、より効率的で的確なアプローチが求められるようになっていました。
2つ目は、顧客の反応を把握する手段が不足しているということです。従来の営業支援ツール(SFA)では、商談記録やステータスは管理できても、顧客側の反応データは見えにくくなっています。この課題を解決するため、デジタルセールスルーム「openpage」の導入が決定されました。
openpageの特長
openpageは法人営業の提案設計から顧客体験の可視化・改善を一貫して行えるデジタルセールスルームです。具体的には、顧客ごとの専用ページに提案資料や議事録、動画、タスクが集約されており、営業チームは「誰が・いつ・何を見たか」をリアルタイムで把握できます。これにより、AIを活用して蓄積されたデータの分析も行え、再現性のある営業活動が実現します。すでに多数の企業、たとえばキヤノンマーケティングジャパンやビックカメラといった業界のリーダーたちがこのサービスを導入しています。
freeeにおける活用
フリーでは、openpageをインサイドセールス、フィールドセールス、カスタマーサクセスの各部門で活用し、顧客一人ひとりに最適な情報を提供する体制を構築します。
インサイドセールス
インサイドセールスでは、顧客の閲覧シグナルを基に、アプローチを最適化します。ウェビナーアーカイブや実績などのコンテンツを顧客と共有し、その反応を監視することで、必要な情報を適切なタイミングで提供します。
フィールドセールス
フィールドセールス部門では、顧客専用ページにアプローチ内容や提案資料を集約し、顧客がいつでも振り返れる環境を整備します。これにより、資料を閲覧したタイミングや関心に基づいてフォローすることが可能になります。
カスタマーサクセス
既存顧客に対しては、セルフオンボーディングの仕組みを提供し、自主的に学び、活用できる環境を整えます。顧客が季節ごとの業務に必要な情報を得られるよう、定期的にコンテンツを配信。これにより、顧客が自主的に訪問する理由が生まれます。
期待される効果
openpageの導入によって期待される効果は次の通りです。
- - 提案に対する顧客の反応データをもとに、営業フォローの精度向上と売上の拡大を図る。
- - 営業プロセスの型化により、担当者に依存しない提案の質の向上と営業工数の削減。
- - コンテンツ基盤の確立により、顧客の自律的な活用を促進。
- - 閲覧データとプロダクトの利用状況から、顧客のニーズや関心に基づいた情報を提供し、顧客体験の向上。
運用方針
フリーのビジネス基盤本部の平塚信明氏は、Salesforceを中心に整備されたRevenue Ops基盤の成果を踏まえ、営業と顧客体験の間にある