テレワーカーの健康問題を解決するための新たな取り組み
近年、テレワークの普及に伴い、多くの在宅勤務者が抱える健康問題が浮き彫りになっています。調査によると、90%以上のテレワーカーが首こりや肩こり、さらには腰痛や足のむくみなどの不定愁訴に悩まされています。このような問題は、在宅でのデスク環境や姿勢に起因しています。
調査の背景と目的
当協会では、座り姿勢に関するコンサルティングを通じて、テレワーカーの健康をサポートするための減少した動きを補う情報を提供しています。2020年4月からはオンラインでのセルフケアセミナーを開催し、テレワークの環境で発生する健康問題の解決を目指しています。
コロナ禍の影響で、多くの人がダイニングテーブルやローテーブルを作業スペースとして使用することが増えました。この不適切なデスク環境が、首や肩の痛みを引き起こす主な要因となっています。そのため、セルフケア法を学び、正しいデスク環境の整備を行うことが急務です。
アンケート結果から見える実態
実施したアンケート結果では、95%以上の参加者が「セルフケア法が効果的である」との回答を寄せ、97%の人々が「有意義な気づきを得た」と述べています。これにより、身体の不調を緩和するためには右の環境設定とセルフケアの重要性が高まっていることが明らかになりました。
プレゼンティーイズムの影響とその解決策
首や肩の痛みが集中力や仕事のパフォーマンスを低下させ、最終的には企業にとっても大きな損失につながります。特に「プレゼンティーイズム」と呼ばれる、出勤しているにもかかわらず生産性が落ちる状態が大きな問題です。本施策では、企業の利益を守るためにも、健康的なデスク環境の整備が求められているのです。
今後の取り組みとプログラムの詳細
当協会は、30社以上の法人企業や教育機関の健康経営をバックアップするため、姿勢改善プログラムを開発しています。これには、座り姿勢コンサルティングセミナーも含まれ、行動変容を促すことを目的としています。さらに、今後はパーソナルな遠隔施術としてのカイロプラクティックリモートケアを提供し、施術後の良好な反応を多くの参加者が実感しています。
リモートセルフケアセミナーの特徴
1.
首こり・肩こりのメカニズム理解 - 症状の背後にある原因を学習
2.
楽しい学び - 科学的な知識を含めて理解しやすく解説
3.
即効性のあるセルフケア法 - 参加者がすぐに実践できる技術を学びます
4.
デスク環境コンサルティング - 参加者全員が実践的な環境改善を受けられます
セミナー情報
- - 開催期間: 6月15日(月)〜7月15日(水)
実施日時は要相談
- - 対象: 先着10社限定。
- - 参加費: 無料の60分リモートセミナー
申し込みと問い合わせ
こちらから申し込みが可能です。
今こそ、健康的な働き方へ向けた一歩を踏み出しましょう!
講師情報
木津直昭 - KIZUカイロプラクティックグループ代表
豪州のスポーツサイエンスを背景に、長年にわたり姿勢改善に関する研究と実践を行っています。数々のメディアに出演し、著書も多数ある実績の持ち主です。