Cohesity、サイバーイベントレスポンスサービスを強化
AIを活用したデータセキュリティのパイオニアであるCohesityは、最近、サイバーイベントレスポンスチーム(CERT)サービスの拡大とともに、著名なインシデントレスポンス(IR)プロバイダーとの新たなパートナーシップを発表しました。この段階で、Cohesity CERTチームは、2021年の設立以来培った専門知識をもとに、数多くの顧客に対してセキュリティインシデントの対応や快速なリカバリを助けてきました。
主なパートナーとして、Palo Alto NetworksのUnit 42やArctic Wolf、Sophos、Fenix24、Semperisといったキープレイヤーが名を連ねています。これにより、Cohesityは豊富なデータとバックアップ・リカバリの専門知識を活用して、インシデントに対する調査の迅速化と顧客によるより迅速な復旧を実現します。
データセキュリティの新境地
このパートナーシップにより、CohesityのCERTチームは顧客の承認を得た運用データ、具体的にはログやレポート、インベントリなどをIRパートナーと統合し、共有することが可能になります。これにより、デジタルフォレンジックや脅威インテリジェンス、さらには封じ込めの能力が強化され、サイバーインシデントの分析がより効果的になります。顧客は、選定されたIRパートナーとCohesityが緊密に連携することで、サイバーレスポンスが効率的かつスムーズに行われ、クリーンデータの迅速な復元が可能となります。
CohesityのCEOであるSanjay Poonen氏は、「企業はサイバー攻撃に対して迅速かつ強力に回復することが求められています。私たちのCERTは、顧客のレジリエンスを高めるためのツールを提供している」と述べています。実際、Cohesity CERTは、サブスクリプションの利用を通じて全ての顧客に提供され、顧客は以下のメリットを享受できます。
主なメリット
1.
業務リスクの最小化:Cohesityは、顧客がサイバー攻撃を迅速に発見し、調査し、リカバリできる体制を整えており、業務の長期的な中断を防ぐことに注力しています。
2.
協調的なレスポンス:Cohesityは、多岐にわたるIRパートナーとのエコシステムを最大限に活用し、情報を即座に共有します。
3.
24時間365日のサポート:Cohesity CERTは、さまざまなサイバーインシデントへの対応を行っており、迅速な意思決定を可能にします。
4.
専門知識の提供:経験豊富なサイバーセキュリティ専門家による実用的な提案が重要なインシデントに直面した際に役立ちます。
このようにCohesity CERTは、顧客が進化するサイバー脅威に迅速に対応できる環境を提供し、業界全体のサイバーセキュリティを強化する役割を担っています。特に、バックアップとリカバリに関する専門知識がより顧客に寄り添う形で実施されています。
パートナーの反響
Cohesityの発表に対して、パートナー各社もコメントを寄せています。Unit 42のSam Rubin氏は、「この新たな連携により、顧客のバックアップとビジネスリカバリのプロセスを加速させる」と語り、Arctic WolfのKerri Shafer-Page氏も「情報が多いほど、顧客を迅速に業務に戻すことができる」と述べています。また、SemperisやSophosのリーダーも、顧客への信頼性と円滑な回復を保証する強力なパートナーシップであることを強調しています。
まとめ
サイバーセキュリティは、企業の存続を左右する重要な要素です。Cohesityの取り組みは、その名の通りネットワークの安全を守ると同時に、顧客に強力なサポートを提供することで、堅実なビジネス環境を築く一助となっています。今後もCohesityは、さらなる専門知識の融合を図り、サイバーレジリエンスを追求していくことでしょう。