カシューナッツ初輸出
2024-12-25 11:27:44

MIRARTH Agri Techがカシューナッツをヨーロッパへ初輸出!

MIRARTH Agri Techがカシューナッツをヨーロッパへ初輸出



2023年11月8日、MIRARTHホールディングス株式会社が運営するMIRARTH Agri Tech Co., Ltd.(以下MAT)は、カンボジアからヨーロッパへの初めてのカシューナッツ輸出を行いました。この輸出は、ヨーロッパにおけるMATの市場拡大の第一歩となることが期待されています。

カシューナッツと持続可能な発展


カシューナッツの初出荷を記念して開かれたセレモニーには、カンボジア政府関係者を含む多くの出席者が参加しました。特に農林水産省の副大臣や商務省の次官、コンポントム州の副知事が臨席し、大々的に祝福されました。このイベントでは、カシューナッツ産業の成長と地域経済の発展について意見交換が行われ、持続可能な農業がどのように地域に貢献できるかが話し合われました。

「カシューナッツ産業はカンボジアの新たな未来を開く鍵です」と、MIRARTHグリーンテック代表の谷口健太郎氏は述べました。彼は、カシューナッツの加工を通じて新しい雇用が生まれるだけでなく、GDPへの貢献も期待されると強調しました。

確かな品質へのこだわり


初出荷の規模は約16トンで、来年の春にはさらに250トンをヨーロッパに向けて出荷する予定です。MATでは、国際的な衛生管理基準であるHACCPに準拠した品質管理を徹底し、SDGsへの貢献として貧困撲滅や児童労働の回避にも取り組んでいます。また、カシューナッツの生産過程のトレーサビリティを確保することにも力を入れており、透明性のある生産体制を整えています。

バイオマス燃料化事業への期待


カシューナッツ殻にはエネルギー源としての大きな可能性があり、MATはそれをバイオマス燃料として活用する計画も進めています。この事業は、カンボジアのエネルギー自給率を高め、持続可能なエネルギー環境の形成に寄与することを目指しています。谷口氏は「カシューナッツを通じてカーボンニュートラルな世界実現に向けた取り組みが加速する」と語り、地域に密着したビジネスを推進する意義を強調しました。

カンボジアの関係者との連携


今回のセレモニーには、EU各国の大使やカンボジア農林水産大臣が参加し、視察も行われました。彼らはMATの生産体制や地元農家との協力体制を評価し、EUとしてカンボジアの農業支援の重要性を再確認しました。この視察を通じて、カンボジアの農業分野の持続可能な発展に向けた具体的な支援が検討されることとなっています。

今後の展望


MIRARTHグループは、2024年からのカシューナッツ加工事業への進出を通じ、カンボジアの地域経済を支え、雇用創出に貢献することを誓っております。また、バイオマス燃料化事業の進展によって、カンボジア国民のエネルギー問題解決にも寄与することを目指しています。これにより、MIRARTH Agri Techがカンボジアの未来にどのように関わり、地域と共生していくか、今後の動向に大いに期待が寄せられています。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

会社情報

会社名
MIRARTHホールディングス株式会社
住所
東京都千代田区丸の内1-8-2鉄鋼ビルディング16F
電話番号
03-6551-2125

関連リンク

サードペディア百科事典: カンボジア MIRARTH カシューナッツ

Wiki3: カンボジア MIRARTH カシューナッツ

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。