グローバル刃物メーカーの貝印株式会社が、ミシュランで星を獲得した日本料理店「一凛」の橋本幹造氏との共同開発で、家庭で和食作りを楽しむための包丁「橋本幹造」シリーズから新たに2つの新商品を発表します。これらは2026年5月25日から、貝印の公式オンラインストアや全国の専門店、ホームセンター、量販店で順次販売される予定です。
この「橋本幹造」シリーズは、様々なお客様から高い評価を受けており、今回の新商品は、特に大きな食材の取り扱いや幅広い調理用途に対応できる「橋本幹造 両刃包丁 刺身 八寸半」と、細かな作業において重宝する「橋本幹造 両刃包丁 菜切 五寸半」の2種類です。
新商品は、料理の楽しさを引き立てるために、使いやすさと操作性に重点を置いて設計されています。特に、ミシュラン星獲得の実績を持つ橋本幹造氏が共同で開発に参画していることで、家庭で和食を作る楽しさを多くの方に提供したいという強い思いが込められています。このシリーズは、橋本氏が言う通り、「和食を未来に伝承していくために、調理道具を通じて家庭で和食を楽しむことを広めたい」との願いから生まれました。この製品の開発には約2年の時間を要しましたが、橋本氏の徹底したこだわりが光ります。
包丁の設計においては、刃と柄の重心を見直し、刃先に重りを持たせることで、包丁の特性を活かした操作が可能になるように配慮されています。この設計により、料理の飾りつけや細工を行う際、よりスムーズかつ快適に調理が行えるようになっています。橋本氏は何十本もの試作品を検討し、実際の調理経験を通じて細部を調整してきた結果、理想的な重心位置と重量バランスにたどり着きました。
新商品「橋本幹造 両刃包丁 刺身 八寸半」は、刺身のカットだけでなく、巻き寿司の切り分けにも対応可能となっており、ローストビーフやハムなど多様な食材に対応しています。その刃渡りは255mmで、大きな食材を扱う海外のお客様にも配慮されています。
一方、「橋本幹造 両刃包丁 菜切 五寸半」は、柔軟性があり、鎌形のデザインが特徴です。これにより、ネギの小口切りやニンジンの乱切りといった細かい作業も楽に行えます。また、しっかりとした重さを持つことで、硬い食材も簡単に切ることができ、日本の家庭のキッチンでも使いやすい設計となっています。
「橋本幹造」シリーズにはこの他にも様々な既存の製品がラインナップされており、それぞれの用途に応じた包丁が用意されています。例えば、剥物包丁や五寸、七寸、片鎬出刃など、多様なニーズに応える商品が展開されています。
橋本幹造氏は1970年に京都府で生まれ、18歳から料理の道に進みました。彼は上京後、赤坂の京料理店で料理長を務めた後、2007年には独立して「一凛」を開業。2009年にミシュラン一つ星を獲得し、2012年には二つ星に昇格。2022年に神楽坂に移店後も、卓越した懐石料理を提供し続けています。メディアへの出演や商品開発、地域食材のブランディングにも携わりながら、全国各地の生産者と交流し、食材へのこだわりを忘れずに活躍を続ける料理人です。
貝印株式会社は始まりを1908年に遡り、岐阜県の刃物の町から現在に至るまで、生活に密着した多岐にわたる商品を展開してきました。包丁に限らず、身だしなみツールやビューティーツール、医療用刃物など、さまざまなカテゴリーにおいて選ばれる製品を提供しています。、貝印の想いや伝統を大切にしつつ、これからも皆様のキッチンライフを豊かにする製品を届けていく所存です。