防犯カメラの更新判断とクラウド移行セミナー
企業の安全性を守るために設置された防犯カメラ。しかし、導入から10年以上が経過したオンプレミス型カメラが多く存在し、老朽化によるトラブルが増加しています。特に中堅・中小企業では、限られたリソースで対応しているケースが多く、機器の故障や録画トラブルによって、運用コストが見えにくくなっています。そこで、今後の方向性を考えるためのセミナー「オンプレ継続かクラウド移行か?」が開催されることになりました。
老朽化とその影響
企業の拠点やオフィスで活用されているオンプレミス型の防犯カメラが抱える課題は、単なる機器の老朽化だけに留まりません。増加する録画トラブルや機器故障は、さらなる“見えないコスト”を生む要因となります。サーバやストレージの保守・交換、セキュリティ更新の対応は年々増え、特に「ひとり情シス」と呼ばれる一人の担当者しかいない企業では、属人化が進んでいるのが現状です。これにより、防犯や監査、労務管理などの多様なニーズに応えるための運用が厳しくなってきています。
クラウド移行の必要性
老朽化が進行する中、企業の多くは「とりあえず延命して使い続ける」といった判断を行い、結果的にコストが膨張しています。このような状況下で、クラウド映像管理の導入が注目されていますが、通信の安全性や既存設備との互換性、コストについての懸念から、導入をためらう企業が多いのも事実です。特に複数拠点を持つ企業では、各拠点の運用ルールの違いが全社的な可視化や一元管理を難しくしています。
セミナーの内容
本セミナーでは、こうした老朽化した防犯カメラの更新やクラウド移行について、どのような観点で意思決定すべきかを整理し、最適な方向性を考えます。具体的には、クラウド映像サービス「Safie(セーフィー)」を活用した新しい選択肢を紹介します。Safieは、自動で録画データをクラウド上に保存できるため、サーバやストレージの管理が不要になります。これにより、更新やバックアップの負担を軽減し、限られた人員でも運用の見える化が可能になります。
さらに、既存のネットワーク環境や配線を活かした段階的なクラウド移行も紹介します。オンプレとクラウドの併用によって、リスクを最小限に抑えつつ、初期コストを低減することが可能です。そして実際に段階的移行を成功させた企業の事例を交えて、「判断基準」「移行プロセス」「コスト比較」について具体的に学ぶことができます。
主催・共催
このセミナーは、セーフィー株式会社が主催し、協力として株式会社オープンソース活用研究所とマジセミ株式会社が参加しています。セミナーへの参加申し込みは、詳細ページから行うことができます。私たちの目指すのは、参加者の役に立つ情報提供であり、今後も継続的に有意義なセミナーを開催してまいります。
興味がある方は、ぜひお申し込みください。過去のセミナー資料や、他の募集中のセミナー情報もぜひチェックしてみてください。