アートと地域の新展開
2024-10-31 12:40:10

館林発・アートと地域をつなぐ新たな試み「KAI」とは

2023年の秋、群馬県館林市にて新たなアートプロジェクトが始動します。その名も「ART & CULTURE LOCAL lab. KAI@TATEBAYASHI」。このプログラムは、アートを通じて地域の魅力を発信し、コミュニティを活性化させることを目指しています。

プロジェクトの背景


この企画は、観光庁の「地域観光“新発見”事業」に採択され、群馬県の「群馬パーセントフォーアート推進条例」に基づいて実施されます。一般社団法人かいが主催する「ART & CULTURE LOCAL lab. KAI」は、アーティストと地域住民が交流することで新たな文化創造を目指しています。

アートエキシビションの開催


本プロジェクトの一環として行われる「ART & CULTURE LOCAL lab. KAI EXHIBITION」では、夏から秋にかけて館林市で滞在制作を行ったアーティストたちの作品が展示されます。特に、綾海(画家)、古舘佑太郎(ミュージシャン/俳優)、ぼく脳(アーティスト)といった多彩なバックグラウンドを持つアーティストが参加します。彼らは、市民との交流や歴史的・文化的な背景に触れながら、館林市という場所からインスピレーションを受けた作品を仕上げました。

  • - 綾海は、地域資源を活かし、自らが創った顔料を用いて館林の魅力を表現しました。
  • - 古舘佑太郎は、初めて文章を中心とした作品を生み出し、地域との深いつながりを感じています。
  • - ぼく脳は、地元での生活を経て、身の回りの景色や音に影響を受けた作品を制作しました。

展示は、11月の初めから3回に分けて行われ、会場は旧秋元別邸です。観覧は無料で、地域住民や観光客が一緒に楽しめる内容となっています。

アートワーケーションのプログラム


さらに、特別なプログラムとして「アートワーケーション」が用意されています。これは、アーティストと共に館林市での滞在を通じて、アートと地域を体験する2泊3日のプログラムです。参加者は、アーティストとの対話を交えながら、地元の美しい自然を探索したり、アートに関するトークイベントに参加したりすることができます。2024年にはこのプログラムが再度行われる予定です。

特別イベントの開催


加えて、11月2日には、古舘佑太郎の弾き語りと綾海のライブペイントが行われるスペシャルなイベントも予定されています。こうしたイベントを通じて、地域とアートがどのように融合できるかを考える機会も設けられています。

地域とアートの新たな関係


「ART & CULTURE LOCAL lab. KAI」は、アートを通じて地域のコミュニティを再定義し、多様な価値観の融合を促すことを目指しています。単なる鑑賞に留まらず、参加体験を重視することで、訪れた方が館林の魅力を新たな視点で再発見できるプログラムを提供しています。

アートに興味がある方、地域のコミュニティに関わりたい方は、ぜひこの機会に館林市を訪れてみてはいかがでしょうか。


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会社情報

会社名
一般社団法人かい
住所
群馬県伊勢崎市除ケ町325-2
電話番号
090-4456-2396

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