建設機械向けテレマティクス
2022-04-05 11:03:55
建設機械のDX化を加速!東京海上日動とEARTHBRAINがテレマティクスサービスを共同開発
建設現場のDX化を加速!東京海上日動とEARTHBRAINがテレマティクスサービスを共同開発
株式会社EARTHBRAINは、東京海上日動火災保険株式会社と共同で、建設機械向けテレマティクスサービスを開発しました。このサービスは、建設機械に搭載されたレコーダーを活用し、稼働状況や事故発生時の状況を可視化することで、安全性の向上や業務効率化に貢献します。
建設業界が抱える課題と本サービスの役割
建設業界では、近年、技能労働者の減少・高齢化やインフラの老朽化に伴う公共工事の増加など、さまざまな課題に直面しています。これらの課題解決には、業務効率化や労働時間の適正化が不可欠であり、現場の生産性や安全性の向上も求められています。
EARTHBRAINは、これらの課題解決に向けて、2019年4月から東京海上日動と共に本サービスの開発に取り組んできました。本サービスは、建設機械に取り付けられた前方カメラ搭載のテレマティクス端末によって、1日の作業内容や稼働時間、位置情報などのデータを収集し、可視化します。さらに、独自の機械学習モデルを用いて、センシングデータ(速度・加速度情報など)から建設機械の挙動を分析することで、効率的な活用や事故発生の抑制に繋げることが可能になります。
万が一の事故発生時にも安心!
事故発生時には、テレマティクス端末に内蔵されたSDカードの録画映像データから、状況を迅速かつ正確に確認することができます。これにより、事故原因の究明や責任の所在を明確にすることが容易になります。
データ活用によるさらなる効果
収集されたデータは、「ランドログプラットフォーム」を通じて確認できます。新たに開発された「Landlog Viewer」は、地図やグラフなどを活用してデータを分かりやすく表示するため、誰でも簡単に操作できます。また、CSV形式でデータをダウンロードすることも可能で、各建設機械のCO2排出量などの算出にも活用できます。環境負荷の低減にも貢献することが期待されます。
対象となる建設機械
対象となる建設機械は、バックホウです。製造メーカーや販売時期を問わず、すでに現場で運用されているバックホウにも対応しており、幅広いユーザーが利用できます。
EARTHBRAINの目指す未来
EARTHBRAINは、今後もさまざまな業界のパートナーと連携し、建設現場のデジタル化を推進していきます。生産性、安全性、環境性の向上を目指し、スマートでクリーンな未来の現場創造に貢献していきます。
会社情報
- 会社名
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株式会社EARTHBRAIN
- 住所
- 東京都港区六本木1-6-1泉ガーデンタワー29階
- 電話番号
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