ボーイング777Fを発注
2024-08-01 12:12:05

エミレーツ・スカイカーゴ、ボーイング777Fを新たに5機発注し貨物輸送能力を強化!

エミレーツ・スカイカーゴのさらなる成長



エミレーツ航空の貨物輸送部門、エミレーツ・スカイカーゴが新たに5機のボーイング777型貨物専用機を発注することを決めました。2025年から2026年度の早期に納入される予定です。この発注は、エミレーツ航空の長期的な戦略の一環であり、メインデッキの貨物輸送能力を30%向上させるものとなります。これにより、現在の厳しい積載量の問題に対する長期的な解決策が提供される見込みです。

今回の発注は、約10億米ドル規模で、エミレーツ航空がこれまでに発注したワイドボディ機の総数を315機に達成させることになります。エミレーツ・スカイカーゴは2024年~2025年度の第1四半期において優れた業績を挙げており、荷重倍数も過去の数値を超えています。新たな貨物専用機の導入によって、この業績がさらに向上することが期待されています。

エミレーツ航空・グループ 会長のシェイク・アハメッド・ビン・サイード・アル・マクトゥーム殿下は、客からの需要が急速に高まっていることを指摘しています。この需要に応えるために、ドバイの経済政策が国際貿易の中心地としての地位を強化する目標を持っていることも強調されました。新たに追加されるボーイング777貨物専用機は、顧客のニーズに対して非常に重要な役割を果たすと期待されています。

エミレーツ・スカイカーゴの今後の戦略には、将来の貨物専用機に対する詳細な評価が含まれています。市場の変化に最適に対応するため、全ての貨物機の選択肢を再評価し国際貿易における航空貨物の役割をフォーカスします。

ボーイング・グローバル・サービス部門のCEO、ステファニー・ポープ氏は、エミレーツ・スカイカーゴの卓越した運用と革新力に感銘を受け、再度ボーイング777型貨物専用機が選ばれたことを誇りに思っていると述べています。エミレーツの信頼関係を大切にし、同航空会社の成長に向けた支援を約束しました。

エミレーツ・スカイカーゴは、追加のボーイング777Fを納入する際に旧型貨物機の引退も進めることで、航空業界でも最高クラスのフリートを保持し続ける計画です。すでに発注済みの10機のボーイング777Fと現在改装中の10機の777-300ERにより、貨物能力を強化する見通しです。これにより、2025年末までに全16機の貨物専用機を配備する予定であり、より柔軟で迅速なサービスを提供します。

エミレーツ航空の魅力



エミレーツ航空は2002年に日本に就航し、成田と羽田、関西国際空港から、ドバイを含む世界各地への快適なフライトを提供しています。2022年にはSkytraxの「ワールド・ベスト・エコノミークラス」や「機内エンターテイメント」の部門で受賞歴があり、その品質は国際的にも高く評価されています。エミレーツ・スカイカーゴのさらなる拡充は、今後のサービス向上にも大いに寄与することでしょう。


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会社情報

会社名
エミレーツ航空
住所
東京都港区赤坂1-12-32赤坂アークヒルズ・アーク森ビル 22階
電話番号

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