zooba、DX推進支援開始
2023-05-25 09:00:01
SaaS管理サービス「zooba」、1億円調達でDX推進支援サービス開始!
SaaS管理サービス「zooba」、1億円調達でDX推進を加速
株式会社zoobaは、デライト・ベンチャーズなどから1億円の資金調達を実施し、企業のDX推進を支援する新サービス「zooba」の提供を開始しました。近年、企業におけるデジタル化が加速する中、SaaSの導入増加に伴い、その管理業務に多くの時間と労力が割かれるという課題が顕在化しています。
「zooba」が解決する課題
「zooba」は、SaaSの運用における様々な課題を解決するために開発されました。具体的には、以下の3つの点が大きな特徴です。
1. データドリブン分析によるリスクとコストの特定: SaaSごとに異なるアカウント概念を考慮し、リスクやコストに影響を与えるアカウントを迅速に特定、一覧化します。膨大な時間を要していた従来の方法と比べ、大幅な効率化を実現しています。
2. 特許出願済みのアカウント管理自動化: 人事台帳にないアカウントや利用状況が不明なアカウントの管理は、セキュリティリスクやコスト増加につながる大きな課題です。 「zooba」は、アカウント管理の自動化に加え、利用者アンケート機能を導入することで、これらの課題を解決します。アンケート機能により、ユーザーの利用状況を正確に把握し、不要なアカウントの停止など、より精緻な管理を可能にします。
3. デジタルネイティブな働き方を実現する提案: zoobaは、単なるSaaS管理ツールにとどまりません。事業会社やコンサルティングファーム出身の経験豊富な専門家が、企業固有のセキュリティポリシー策定、ワークフロー開発、社内ルール設定などをサポートするカスタマーサクセスを提供。DX人材不足に悩む企業にとって、大きな力となります。また、提携SI事業者を紹介することで、多様なニーズに対応したソリューションを提供します。
「zooba」の目指すもの
zooba代表取締役CEOの名和彩音氏は、「情報システム部門はコストセンターではなく、事業推進の原動力となるべき」と述べています。同社は、「zooba」を通じて、情報システム部門が本来の業務に集中できる環境を整備することで、企業全体のDX推進を支援することを目指しています。SaaS運用の自動化による時間創出は、企業の競争力強化に大きく貢献するでしょう。
投資家からの期待
今回の資金調達には、デライト・ベンチャーズ、ゼロイチキャピタルなど、著名な投資家が参加しています。彼らの投資は、「zooba」のサービス内容と今後の成長性への高い期待を示しています。
名和彩音氏の経歴
名和彩音氏は、日本マイクロソフトや株式会社ディー・エヌ・エーで培った豊富な経験と専門知識を活かし、2021年にzoobaを創業しました。情報システム部門での実務経験から生まれた課題解決への強い想いが、このサービスの開発を推進しました。
今後の展開
「zooba」は、今後さらに機能強化を進め、より多くの企業のDX推進に貢献していく予定です。その進化が、日本の企業のデジタル化を加速させるカギとなる可能性を秘めています。
会社情報
- 会社名
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株式会社zooba
- 住所
- 東京都立川市曙町2丁目8−28
- 電話番号
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