NOT A HOTEL、経営体制を強化しさらなる成長を目指す
渋谷を拠点とするNOT A HOTEL株式会社は、このたび新たな社外取締役として株式会社GENDAの代表取締役社長、申真衣氏を迎え入れました。併せて、海外セールスを担当する新任執行役員としてダグラス・ハウランド氏が就任したことを発表しました。これを通じて、同社は今後の成長戦略をさらに加速させる方針としています。
新たな経営陣の導入
創業からわずか4年で、9つの拠点を開設し、284億円の契約高を達成したNOT A HOTEL。国内だけでなく海外市場への進出も視野に入れた新たな経営体制が注目されています。特に、2024年7月から本格的な海外販売を始めたことからも、今回の人事は単なる経営強化に留まらない重要な意味を持つものといえるでしょう。
申氏は、急成長を遂げているGENDAのトップとしての経験を活かし、今後の経営に対するアドバイスを行うことが期待されています。申氏は自らの経験と視点から、国内外での成長を促進するための戦略を遂行していく意欲を示しました。
申真衣氏のプロフィールとコメント
申真衣氏は東京大学経済学部を卒業後、ゴールドマン・サックスにて金融関連の業務に従事。その後、同社の取締役に就任し、現在はGENDAの代表取締役社長として活躍しています。彼女はNOT A HOTELとの初めての出会いについて、「驚くほど美しい細部と、練られた仕組みに感銘を受けた」と振り返っています。
彼女は、NOT A HOTELの挑戦的な姿勢と日本独自の魅力を強調し、その成長に貢献できればと期待を寄せています。
ダグラス・ハウランド氏の役割
新任の執行役員、ダグラス・ハウランド氏は、ケンブリッジ大学とベントレー大学を卒業後、ドイツ銀行やゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレーなどで投資銀行業務を経験しました。特にJPモルガンではアジア太平洋地域のデットおよび株式資本市場の責任者を務め、この業界での豊富な経験を持っています。
ハウランド氏は「日本に20年以上住んでおり、この国の魅力をより多くの人々に伝えたい」と語り、NOT A HOTELの成長に貢献する意欲を示しました。彼は海外市場への拡大を図るために、多様なオーダーメイド体験を提供する考えを持っています。
経営体制の新たな展望
NOT A HOTELは「世界中にあなたの家を」というコンセプトのもと、世界的な建築家やクリエイターによるデザイン性とIoTを活用した快適性を兼ね備えたハイエンドな宿泊施設を提供しています。これまでの業績を踏まえ、今後は国内外におけるさらなる成長を進める計画であり、特に海外協力やM&Aの展開も視野に入れているようです。
2024年11月に向けて新たなプロジェクトが続々と始動し、ますますその存在感を増すNOT A HOTELの未来から目が離せません。これまでも様々なクリエイターとのコラボレーションで注目を集めてきただけに、今後どのような展開が見られるのか、大変楽しみです。
企業情報
今後の成長に期待がかかるNOT A HOTEL。新たな経営陣のもとで、持続可能な成長とサービス向上を図り、一層の発展を遂げていくことを願っています。