IT運用の新時代を切り開くウェビナー
現代のITシステムは高度に複雑化していますが、運用業務は依然として特定の担当者の経験や判断に依存していることが多く、これがもたらすリスクが顕在化しています。このような属人的な運用体制では、障害が発生した際の早期発見や迅速な対応が難しく、結果として平均復旧時間(MTTR)が延びてしまう傾向にあります。また、人材の入れ替えによる運用ノウハウの移行が困難で、品質低下や対応漏れのリスクも高まっています。
このような課題を改めて認識し、AIによる運用の自動化を進める道を模索するため、大変興味深いウェビナーが開催されます。テーマは『もう属人化しない。AIによるIT運用の自動化最前線』。このウェビナーでは、AIを活用した次世代のIT運用体制への移行について詳しく紹介します。
現場の負担と運用業務の課題
運用チームが障害対応に追われている現状は、悪循環を生んでいます。業務の多くがトラブル対応に追われ、本来の改善や戦略的な取り組みが後回しになり、結果的に対応品質にばらつきが生じてしまいます。これでは業務継続性に対するリスクも高まりますし、迅速かつ的確な判断を下すことも難しくなります。
今後のIT運用においては、属人化をなくすため、AIを利用して運用業務を効率化し、データに基づいた運用へとシフトすることが求められています。AIによる情報の可視化や自動分析を活用することで、誰でも対応が可能になる運用体制が構築されるのです。
AIによる自動化がもたらす効果
ウェビナーでは、IBMが提供するInstana Observabilityを用いて、従来の属人化したIT運用から脱却するための具体的なアプローチが紹介されます。Instanaはシステム全体をリアルタイムで可視化し、秒単位でデータを収集して異常の兆候や根本原因を自動的に分析します。これにより、特定の担当者に依存することなく、誰でも迅速に問題に対応できる環境が整います。さらに、MTTRの短縮、運用品質の向上、エンジニアへの負担軽減、コスト削減を実現することが可能です。
ウェビナーの詳細
このウェビナーは、サムライズ株式会社と日本IBMの主催で行われ、オープンソース活用研究所マジセミ株式会社が協力しています。具体的なInstanaの機能や活用方法を実例を交えて詳細に解説すると共に、参加者が実際にシステム運用に生かせる情報を提供します。
今後、マジセミでは「参加者の役に立つ」ウェビナーを定期的に開催し、過去のセミナー資料や他の募集中のセミナー情報についてもウェブサイトで提供していく予定です。興味を持たれた方は、ぜひご確認ください。
参加方法
詳細や参加申し込みについては、以下のリンクからご覧いただけます。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
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お問い合わせ先
マジセミ株式会社
〒105-0022 東京都港区海岸1丁目2-20 汐留ビルディング3階