株式会社ベスプラ、中高齢者向けヘルスケアアプリを発表へ
株式会社ベスプラは、2024年9月6日に立命館大学–大阪いばらきキャンパスで開催される「ROCKET PITCH NIGHT KANSAI 2024」に選出され、同社の開発したヘルスケアアプリ「脳にいいアプリ」の実績を発表します。このイベントは、Venture Café Tokyoが主催し、新たなビジネスアイデアや技術を発表する場として広く知られています。
目指すは高齢者向けの健康促進
ベスプラは、中高齢者をターゲットにした「脳にいいアプリ」を展開してきました。このアプリは、歩行や食事管理、脳トレーニング、バイタルサインの管理(BMI・血圧・血糖)、服薬管理など、多岐にわたるヘルスケア機能を提供し、特にゲーミフィケーションを取り入れることで利用者の健康維持を促進しています。
現在、このアプリは約13万人以上のユーザーに利用されており、東京都八王子市や渋谷区を含む20以上の自治体に導入されています。これにより、地域の健康を支える重要な役割も果たしています。
イベントでのピッチ内容
「PHRアプリを活用した中高齢者向けのヘルスケアプラットフォームの構築」と題されたピッチセッションでは、ベスプラが提供するアプリの機能を詳細に紹介します。ポイントは、高齢者が健康状態に応じた情報を簡単に受け取れることと、個々のニーズに合った商品情報や生活アドバイスを提供することです。
これは、個別の健康管理に役立つだけでなく、企業にとっても新たな顧客層へのアプローチを可能にします。また、本プラットフォームから得られる売上の一部は、地域自治体が運営する健康ポイントの支援にも活用され、持続可能なエコシステムの実現を目指しています。
認知症研究に基づくアプリの信頼性
「脳にいいアプリ」は、スウェーデンのカロリンスカ研究所の認知症研究に基づいて開発されました。この研究は、運動、脳トレーニング、食事の複合的な活動が軽度の認知機能障害の進行を抑制することを科学的に証明したもので、アプリは完全無料で利用できるため、多くの利用者にとって敷居が低いとの評価を得ています。
アプリの操作は簡単で、通勤時間や隙間時間を利用して脳トレーニングができるほか、脳に良い食品を効率的に取り入れるためのガイドも提供しています。
このように、手軽に利用できる点が、高齢者にとっても理解しやすく、使いやすいと好評です。
企業の展望
今後、株式会社ベスプラは健康アプリの開発を進め、社会全体の健康向上に貢献するために、より多くの高齢者に向けたサービスを提供していく予定です。
地域活性化と健康促進を両立させる取り組みにより、社会全体の健康意識を高めることが期待されます。
【公式サイト】
脳にいいアプリ
【企業情報】
株式会社ベスプラ