近畿大学工業高等専門学校で『市民公開講座』が開催!
2025年7月19日、三重県名張市に位置する近畿大学工業高等専門学校が主催する『市民公開講座』が行われます。この講座では、半導体産業の専門家を招いて、その展望や課題について語っていただく貴重な機会です。お呼びするのは、ユナイテッド・セミコンダクター・ジャパンの三重工場で主席部長を務める奥田章二氏です。
半導体産業の重要性
半導体は、現代のテクノロジーにおいて欠かせない要素です。特に、経済安全保障推進法においては特定重要物資に指定されており、その重要性がさらに高まっています。奥田氏は講演において、半導体がどのようなものか、その指定理由、そして現在の半導体産業が直面している課題について詳しく説明してくださいます。さらに、三重県の地域特性から見る半導体産業の魅力も紹介予定です。
多彩な研究シーズの展示
この市民公開講座と同時に、本校の教員による研究シーズのポスター展示も行われます。この展示では、多岐にわたる研究テーマが紹介され、地域が抱える課題や最前線の科学技術に関する研究が発表されます。具体的には、「実用的な幾何問題の解法の開発」、「半球面マルチタッチパネルの普及」、「空き家の啓発・広報などに関する研究」など、多様なテーマが揃っています。
参加方法について
一般の方々も参加可能で、参加は無料ですが、事前申し込みが必要となります。申し込みは、近畿大学のホームページにて行えます。当日は9時から受付が始まり、講座は10時30分からのスタートですので、お早めにお越しください。今年の講演の内容は、特に技術や産業に興味のある方にとって非常に価値のある情報が得られる場となるでしょう。
奥田章二氏のプロフィール
奥田氏は1988年に富士通ヴィエルエスアイ株式会社に入社し、以降は複数の部署で多くの実績を上げてきました。彼の豊富な経験と知識から得られるインサイトは、参加者にとって大きな学びとなることは間違いありません。
まとめ
『市民公開講座』は、地域社会に貢献するための重要なイベントです。興味のある方々の多くのご参加をお待ちしております。半導体の未来をともに考え、学んでみませんか?