舟形町地方創生
2025-07-10 17:21:14

山形県舟形町が進める地方創生プロジェクトの展望とは

山形県舟形町が進める地方創生プロジェクトの展望とは



2025年7月9日、山形県最上郡舟形町で重要なイベントが行われました。株式会社クリエイト礼文と舟形町が協力のもと、東北農林専門職大学の学生を対象としたアパートの3号棟の起工式が執り行われました。このプロジェクトは、地方創生を目的とした公民連携事業として注目されています。

プロジェクトの概要



今回のアパート建設は、舟形町に新たに設立される4年制大学の開校を契機に始まりました。この計画は「毎年1棟ずつ整備を進める」という中長期のビジョンを持っており、計4棟の学生向けアパートが設計されています。土地の整備は町が行い、建設・運営は民間企業のクリエイト礼文が担うというリスク分担型の仕組みを採用しています。

3号棟は、舟形町における「住環境の充実」と「関係人口の創出」を目指す地方創生の戦略の核となる重要な位置を占めています。このような取り組みが進むことで、多くの学生が地域で生活し、交流が生まれることが期待されているのです。

地域の意志と迅速な行動



舟形町のプロジェクトが順調に進んでいる背景には、町の意思決定の強さと行動力があります。町長の明確なビジョンのもと、拠点整備交付金を活用した製度設計が整えられ、プロジェクトチームの強力な実行力が支えています。起工式の際には、多くの関係者が集まり、工事の安全と地域の発展を祈る神事が行われました。

民間投資の重要性



地方創生を推進するには自治体単独の取り組みには限界があります。このプロジェクトでは、行政と民間が役割を分担し、協力し合うことで地域発展を促進しています。自治体が整備した基盤の上に、民間が資金や技術を提供することで、地域の発展が加速しています。このように、信頼に基づく連携が公民連携の本質であることを示しています。

学生住宅の整備と交流の場への展望



このプロジェクトは学生住宅の整備だけでなく、地域の活性化を目指した多面的な取り組みを考えています。例えば、空き家の利用や学生と地域住民が交流する場の整備などです。これによって、移住促進やコミュニティの再生といった重要な課題に挑戦しています。

2025年3月には、既存の建物をリノベーションし、学生と地域住民が交流するための施設「ふなぽん」が完成しました。この施設は地域の新たな交流拠点として期待されています。

施設の詳細



舟形町の新しい学生アパートは、枠組み壁工法を用いた2階建てで、全10戸から成ります。敷地面積は503.01㎡、延床面積は290.78㎡に及ぶこの施設は、8月に着工し、翌年1月に完成予定です。

まとめ



株式会社クリエイト礼文は、地域に根ざした持続可能な開発に積極的に取り組んでいます。「住まい」から始まる新しい地方創生の形を、全国各地で展開していくことで、より豊かな地域社会を築くことを目指しています。


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会社情報

会社名
株式会社クリエイト礼文
住所
南原町2-7-39
電話番号
023-631-5771

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