RENOSYが行った投資意欲に関する調査の結果とは
株式会社GAテクノロジーズが運営するネット不動産投資ブランド「RENOSY」は、2024年3月に実施した「投資意欲およびNISAと不動産投資に対する意欲への実態調査」の第2弾を発表しました。本調査は、20代から60代の男女1,202人を対象に行われ、投資の経験や関心度に基づく分析が行われました。この調査では、投資を始めたことによるポジティブな変化や逆にネガティブな影響を具体的に掘り下げています。
調査の背景と目的
新型コロナウイルス感染症の影響により、資産形成に対する意識が高まる中、多くの人々がNISAや不動産投資、投資信託への関心を持つようになりました。この調査は、そのような投資意欲がどのように変化したのか、また、新NISAが導入されてからの半年間で何が変わったのかを明らかにすることが目的です。
主な調査結果
ポジティブな変化
調査に参加した経験者からは、NISAを利用した人は「学びが増えた」と回答し、これは37.7%にあたることがわかりました。一方、不動産投資を行った人の62.3%は「将来・老後への不安が軽減した」と答え、投資の効果を実感していることがうかがえます。このことから、NISAと不動産投資の各サービスが持つ特性によって、受けるメリットが異なることがわかります。
ネガティブな変化
しかし、投資を始めたことによる不安も存在します。特にNISA経験者の44.9%が「損をしないか心配」と答え、不動産投資者は46.4%が「チェックをするのが面倒」と感じていることが明らかになりました。また、両者ともに40%以上が「損に対する不安」を抱えているという結果が出ています。
生活満足度の比較
現在の生活満足度についての質問では、投資を行っている人たちの満足度が高い傾向がありました。「非常に満足」を含む満足度の高い割合は、投資経験ありの人が73.9%で、未経験者の44.5%と比較すると高い数値が示されました。これらの結果から、投資の経験が生活全体の満足度に影響を与える可能性が示唆されています。
60歳時点での目標資産額
調査では60歳時点での目標資産額についても尋ねました。投資を行っている人は明確な資産目標を持っている傾向にあり、特に「2000万円未満」が20.2%、また「1億円以上」も14.5%がこの回答をしました。しかし、投資経験がない、あるいは関心が薄い層では、60%以上が「特にない」と回答しており、投資行動に乏しいことが露呈しています。
まとめ
RENOSYの調査からは、投資経験者は生活満足度が高く、また、NISAや不動産投資によるポジティブな変化の影響を強く受けていることがわかりました。一方で、投資に対するリスクや面倒さを懸念する声も多く寄せられ、その詳細なデータが得られました。今後もこのような実態を踏まえた情報が重要で、より多くの人が安心して投資を始められる環境が必要とされるでしょう。RENOSYは、これからも使いやすいオンラインサービスを提供し、より多くの方々に不動産の資産形成を支援していく予定です。