渋谷109免税カウンター
2024-07-09 12:39:31

渋谷109にデジタル免税カウンターが登場!訪日客向けサービスが進化

渋谷109にデジタル免税カウンターが登場!訪日客向けサービスが進化



渋谷の商業施設「MAGNET by SHIBUYA109」に、7月8日よりPie Systemsのデジタル免税カウンターが稼働開始しました。同施設は、訪日外国人観光客に人気の渋谷エリアにおける5施設目の導入となります。

免税手続きをデジタル化し、顧客体験向上



「デジタル免税カウンター」は、訪日客が商品購入時に消費税を払い、アプリ経由でキャッシュレス払い戻しを受ける「リファンド型」を採用しています。これにより、店舗は免税手続きの負担を軽減し、免税取引データを活用したインバウンド対策・マーケティングに注力することが可能になります。

施設、店舗、訪日客、三者にとってのメリット



商業施設のメリット



施設全体の免税取引データを収集・分析することで、インバウンド向けマーケティングに役立てることができます。
店舗の免税販売に関する負担を軽減することで、顧客満足度向上と新規店舗誘致に繋げることができます。
個別店舗ではなく、商業施設全体で免税対応をアピールすることで、新たなインバウンド需要を獲得できます。

店舗のメリット



免税対応により、訪日客の呼び込みと売上アップが期待できます。
複数店舗での購入分をカウンターで一括処理することで、買い回りを促進できます。
低単価商品を扱う店舗も、参加店舗間での合算により免税販売が可能になります。
店頭での免税手続きが不要になり、通常通りのレジ処理で訪日客へ免税販売ができます。
店舗用ダッシュボードで、自店舗の免税取引データを分析し、インバウンド対策に活用できます。
利用費用が無料なので、ローコストで免税対応を実現できます。

訪日客のメリット



アプリ「PIE VAT」経由でキャッシュレスで返金を受けられます。
複数店舗での購買分をカウンターで一括処理することで、各店舗での待ち時間を短縮し、滞在時間を有効活用できます。
複数店舗で購入した分も合算して免税対象となるため、免税対象金額に届きやすくなります。
* アプリ「PIE VAT」内で、インターネット接続サービスを利用できます。

インバウンド需要の急回復に対応



2023年のインバウンド消費額は過去最高を記録し、訪日客数はコロナ禍前の8割に回復しました。2024年1-3月の訪日客数はさらに増加しており、インバウンド需要の急回復が続いています。

一方、人手不足やオーバーツーリズムによる訪日客の満足度低下が課題となっています。Pie Systemsの「デジタル免税カウンター」導入は、店舗の業務負荷軽減と訪日客の顧客体験向上を同時に実現するソリューションと言えるでしょう。

今後の展開



Pie Systemsは、今後も「PIE VAT」や訪日客向けインターネット接続サービスに加え、インバウンド旅行者と加盟店をつなぐ「Travel Platform」となることを目指しています。訪日客の需要を取り込み、全国での地域活性化を支援していくとのことです。


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