衝撃を可視化する「Shock Eye」が物流の未来を切り開く!
日本ビジネスロジスティクス株式会社(以下、JBL)が、2024年10月25日に新たにリリースする衝撃検知ツール「Shock Eye」は、物流業界にどのような変革をもたらすのか。その詳細について解説していきます。
Shock Eye 開発の背景
JBLの連結子会社である日本ビジネスロジスティクスは、国際輸送における商品の破損に関する問題に対処するため、「Shock Eye」の開発に取り組みました。最近、国境を越えた商取引が進む中で、荷物の落下や衝撃による破損が多発しており、これに対する対応に多くの物流業者が頭を悩ませているという状況があります。特に、数多くの荷扱い業者が介在する国際輸送において、効果的な注意喚起を行い、貨物の乱雑な取り扱いを防ぐためのツールが求められています。
Shock Eye の特徴と利点
可視化による品質向上
「Shock Eye」を利用することで、貨物の輸送や保管中に生じる衝撃の有無をリアルタイムで可視化できます。特に、警告ラベルと併用することで、作業者への注意喚起が行えるため、貨物の取り扱いに関するトラブルを事前に防ぐことができます。これにより、以下のような具体的なメリットが期待されます:
- - 破損に関するクレーム件数の減少
- - 保険求償手続きの削減
- - トラブルの原因追及および対策立案に伴う負担軽減
- - 返品手配や再納品に伴うコスト削減
Shock Eye の取り扱い方法
貼り付け位置
「Shock Eye」は、商品側面の見やすい位置、特に右上に貼り付けることが推奨されています。また、荷造り作業が完了する直前に貼付することが重要です。1枚で上下左右の衝撃を感知できますが、前後方向の衝撃を検知したい場合は、2枚の貼り付けが必要となります。
製品仕様
「Shock Eye」は、以下のような仕様を持っています:
- - 型式:YG30/P40/R60/LB70/Y80/B90(全6種類)
- - 反応G値:25G~100G
- - 衝撃検知方向:360度
- - 製品サイズ:直径5cm、厚み0.8cm
- - 製品質量:8g
- - 使用温度範囲:-20℃~60℃
- - 使用期限:1年間(使い捨て)
ただし、注意点として、本製品は衝撃を測定するための機器ではなく、輸送後の商品の品質を保証するものではないことを理解しておく必要があります。
Shock Eye の購入方法
「Shock Eye」は、JBLのオンラインショップ「かしかじ商店」で購入可能です。物流業界に新しい風を吹き込むこの製品をぜひお試しください。
かしかじ商店
輸送と保管のプロセスを革新する「Shock Eye」という新製品。今後、物流業界にどのような影響を与えるのか、ますます目が離せません。