農と子どもをつなぐ農育プロジェクト
2025年12月21日(日曜日)、神奈川県大磯町に新たな農業教育の風が吹き込みます。株式会社マッケンジーハウスが主催する地域と子どもをつなぐ“農育プロジェクト”の第2回が、いかす大磯農場で開催されるのです。このプロジェクトは、親子が農業を学びながら地域の自然と触れ合える貴重な体験を提供します。
体験型農業教育プログラム
「FARM to FUTURE」と名付けられたこのプロジェクトは、有機農家と地域の企業が手を組んで実現しています。参加者は小学生とその保護者の30名に限られており、収穫体験を通じて“冬の畑といのちの循環”を学べる絶好の機会です。前回はさつまいも掘りとブルーベリー体験が行われ、今回のテーマは「キャベツ畑で農業を学ぶ」となっています。
プログラムの見どころ
当日は、専門の農家の指導を受けながら、実際にキャベツの収穫を体験します。その中で、冬でも成長する野菜を観察しながら、「どうして寒い中でも野菜が甘くなるのか?」「畑の土の中では何が起きているのか?」といった疑問を子どもたちが探求する時間が設けられています。収穫が終われば、いかす農場で採れた新鮮な野菜を使った具だくさん味噌汁を味わい、その過程を通じて自然の恵みを感じることができるのです。
学びの場としての役割
このプロジェクトは単なる農業体験にとどまらず、子どもたちに自然の大切さを教える場としても機能します。化学肥料に頼らない有機農業の実践を通じて、自然の力で育つ作物を観察することができます。また、「持続可能な暮らし方」を学び、食卓と畑をつなげる体験は、子どもたちの視野を広げ、家庭や地域との絆を深める機会にもなります。
マッケンジーハウスの思い
同社は「人と街と自然を幸せにつなぐ」という理念のもと、住宅を提供するだけでなく、地域の教育や環境への貢献にも注力しています。参加費は全て同社が負担しており、「地域の未来を育てるのは地域の企業である」という思いから、継続的に子どもたちに生きる力を育む教育を展開しています。
今後の展望
「FARM to FUTURE」は年間を通じて全4回の実施を予定しています。春には「販売体験」、夏には「土と微生物の教室」など、多彩なプログラムが用意されており、地域循環型教育プログラムとして進化し続けることでしょう。
お問い合わせ
興味を持たれた方は、株式会社マッケンジーハウスの広報室にお問い合わせください。未来を担う子どもたちのために、ぜひこの貴重な機会をご活用ください。URL:
マッケンジーハウス公式サイト
農業教育を通じて、子どもたちと地域のつながりを深めていくこの取り組みは、まさに未来への投資と言えます。