「HUG」の進化
2020-05-07 10:03:16
新型コロナ時代に対応した放課後等デイサービス支援システム「HUG」の進化と利便性
新型コロナウイルスと放課後等デイサービス
新型コロナウイルスの影響は、教育現場や福祉施設にも深刻な影響を及ぼしています。特に放課後等デイサービス事業所では、学校の臨時休校が長引く中、保護者の負担を軽減するために受け入れ枠を増やすよう国から指示されています。しかし、これにより3密を避けることが難しくなり、感染リスクも高まっています。そんな中で、ネットアーツが提供する放課後等デイサービス施設運営システム「HUG」の役割が注目されています。
「HUG」の機能と特徴
「HUG」は、放課後等デイサービスや児童発達支援に関わるすべての業務を一元管理できるSaaS(ソフトウェア・アズ・ア・サービス)型の運営支援システムです。2021年にオンライン化機能が強化され、特に保護者とのコミュニケーションを支援するマイページ機能や、個別支援計画、議事録の作成を電子化する機能が導入されました。また、最も利用頻度の高い「請求機能」においても、ボタン一つで必要な書類が印刷でき、電子請求も可能になりました。
このシステムは2017年からのアップデートによって進化を続けており、特に学校休業に伴うサービス利用の増加が見込まれる中で、新しい機能が追加されています。新たに支給決定を受けた児童の利用により報酬が増加した場合や、既存の児童でも利用が増えることにより報酬が増えることが期待されており、これに対する市町村の補助が行われることが明確化されています。
処理業務の煩雑さを解消
しかし、市町村ごとに求められる手続きが異なるため、請求に関する業務が煩雑になっています。この点を「HUG」は改良し、業務の簡略化を実現しました。特に、各市町村が提示する請求方法を選択できる機能や、請求額の差額を簡単に出すことができる機能が追加され、資料提出の際の利便性が向上しました。
「HUG」の導入と成果
現在、「HUG」は1,000社以上の事業所に導入され、成長を続けています。システムの利用により、保護者と児童、またスタッフ間での情報共有が円滑になり、業務の効率化が図られています。利用予約から実績登録、請求処理まで一連の流れが電子化されることで、より質の高い療育の提供が可能となり、運営基準の順守もサポートされています。
新型コロナウイルスの影響で世界が大きく変わる中、「HUG」は今後も支援の在り方を進化させていくことでしょう。これにより、すべての子どもたちに質の高い支援を届けるための基盤が整いつつあります。今後も「HUG」は、オンラインとオフラインの両面から放課後等デイサービスの運営を強力に支えていくことでしょう。
会社情報
- 会社名
-
株式会社ネットアーツ
- 住所
- 愛知県名古屋市中区金山一丁目14番18号A-PLACE金山 8F
- 電話番号
-
052-339-1222