株式会社エクサウィザーズ(東京都港区)は、2025年冬から新たなAIエージェント機能の導入を予定している営業支援サービスの名称を「exaBase 面談要約」から「exaBase セールスエージェント」へと変更したことを発表しました。本変更は、営業現場のニーズに応えるべく、自律型AIエージェントとしての進化を意図しています。
名称変更の背景
これまで「exaBase 面談要約」は、営業の面談を録音し、その内容を自動で要約するシンプルなサービスとして多くの業界で活用されてきました。しかし、クライアントからのフィードバックにより、ただ要約を行うだけにとどまらず、広範な営業支援を求める声が強まりました。そのため、今後追加されるAIエージェント機能の導入を機に、サービス名称をより実態に即したものに改めました。
サービスコンセプト「営業を科学する」
「exaBase セールスエージェント」は「営業を科学する」という理念の下で設計されています。営業担当者が商談を成功させるために必要な情報を集約し、それを活用しつつ、次の行動を導く役割を果たします。このAIエージェントは、商談の文脈や過去のデータを基に根拠のある提案を行い、実行結果をさらに学習に取り入れることで精度を高めていきます。結果として商談準備が軽く、実行が促進され、商談結果に対する予測精度が向上します。
今後の機能アップデート
「exaBase セールスエージェント」は、既存の高精度な面談要約機能を維持しつつ、営業プロセス全体に特化した新機能を備える予定です。特に日本の営業職の約70%を占めるフィールドセールスに最適化されており、次のような機能が追加されます。
1.
商談準備の自動化:案件概要や過去の接触情報、想定Q&Aの自動生成。
2.
リアルタイム支援:顧客からの課題や懸念をリアルタイムで抽出し、必要なアクションを即座に提案。
3.
業務効率化:商談後にはCRMの更新案やフォローアップメールの草案作成、次回提案書の骨子作成などを支援します。
これらの機能は2025年冬頃から順次利用可能となる予定で、営業業務の全体をサポートする自律型AIエージェントへと進化します。なお、現行の「exaBase 面談要約」をご利用中のお客様は、特別な手続きなしでこれまで通りの料金プランでサービスを利用し続けられます。今後新たに追加される機能も、随時活用できるようになります。
お問い合わせ
新しいサービスや機能に関する詳細は、公式サイトをご覧いただくか、お問い合わせフォームを通じてご連絡ください。
会社概要
エクサウィザーズは2016年に設立され、AI技術を活用したサービスを提供し、産業革新と社会課題の解決を目指しています。企業のニーズに応えるため、今後も業種特化型のエージェント展開を進めていく予定です。