住友ゴムとNECの連携
2025-07-14 10:14:16

住友ゴムとNEC、革新的な研究開発の共同推進をはかる

住友ゴムとNEC、革新的な研究開発の共同推進をはかる



住友ゴム工業株式会社と日本電気株式会社が、このたび戦略的なパートナーシップに関する覚書を締結しました。この提携の主たる目的は、世界で競争力を持つ研究開発基盤を構築し、新しい事業機会の探索と創出を目指すことです。両社は、それぞれの先端技術や知的財産を活用して、これまでの枠組みにとらわれない新たなビジネスモデルの実現を図るとしています。

1. 近年の背景



昨今、グローバル市場での競争は激化しており、労働人口の減少も深刻な問題となっています。こうした状況の中で、企業が持続的な競争優位性を確保するためには、研究開発をより高度化し、迅速に行うことが求められています。住友ゴムとNECは、既に2022年からタイヤ開発においてAIを活用した熟練者のノウハウの可視化などに取り組んできました。このように、協業はこれまでの取り組みの延長線上にあります。

2. 協業の具体的な取り組み



今回の協業では、以下の二つの主要な軸に沿って64つの具体的なテーマの協議・選定を行い、実行計画を策定していく予定です。

2.1 競争力のある研究開発基盤の構築



NECの先端技術と研究者の知見を活かし、さらに住友ゴムのモノづくりの知識を融合させることで、より効率的な材料探索や解析技術の開発を目指します。この取り組みにより、研究開発の業務そのものを革新し、持続的なイノベーションを促進する体制を構築します。

2.2 新たな事業機会の探索と創出



両社が有する技術や知財の統合を通じて、社会インフラ、宇宙・防衛、ヘルスケアといった領域での新しいビジネスを模索します。特に、住友ゴムの高機能ゴム技術をNECの事業に適用したり、NECのAI技術を住友ゴムの新事業に応用したりすることを検討しています。

3. 企業としての意義



住友ゴムは「R.I.S.E. 2035」という長期経営戦略を打ち立て、新たな体験価値の創出を目指しています。この戦略に基づく新たな展開として、NECとの協業が位置付けられています。一方のNECも、「仕掛けよう、未来」というメッセージのもと、多様な共創を通じて社会的価値の創造を進めています。

4. 未来に向けて



両社は2026年までに具体的なテーマの成果を上げることを目指しており、これにより新たな市場ニーズに応える製品やサービスの開発が期待されます。住友ゴムとNECの連携がもたらす新しい価値の創造に注目が集まっています。今後も両社の活動に目が離せません。


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会社情報

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