膵臓がん早期発見の取り組み
2024年11月25日(月)、東京都港区六本木のCIRCLE by ANRIにて、膵臓がんをテーマにした研究成果発表会が行われます。このイベントでは、膵臓がんの現状や課題についての解説に加え、最新の早期発見技術や新規プロジェクトの発表が予定されています。
膵臓がんはその早期発見が難しく、予後不良の疾患として知られています。最近の厚生労働省の統計によれば、膵臓がんによる死亡者数は増加傾向にあり、胃がんを抜いてがんの死亡原因の3位となっています。今回の発表会では、膵臓がんの早期発見に向けた新たな技術の紹介が行われます。
発表会の登壇者
本発表会には、複数の著名な医学界の専門家が登壇します。慶應義塾大学医学部腫瘍センターの特任助教、加藤容崇先生が膵臓がんの早期発見の難しさや現在の検診方法の限界について講演を行います。また、ノーベル賞を受賞した「マイクロRNA」の研究成果も紹介される予定で、尿検査によるその有用性が強調されます。
さらに、Craif株式会社の CEO、小野瀬隆一氏からも、同社が取り組んでいる膵臓がん研究の進展や、薬事承認を目指した医療機器プログラムの進捗についてお話しされます。時間に余裕のある方には、名古屋大学やトヨタグループ企業との連携による大規模な膵臓がん啓発プロジェクトについても説明される予定です。
パーソナルリスクチェック検査
発表会の特別企画として、参加者限定の「パーソナルリスクチェック検査」も行われます。この検査を通して、個々のがんリスクを自身の体で直に感じる機会となることでしょう。
開催概要
日時は2024年11月25日(月)の13:00から14:00。今年の6月に発表された統計データを元に、膵臓がんの重要性が再認識されています。受付は12:30から始まり、会場にはオンライン参加も可能です。参加希望者は事前に登録が必要です。
申し込み方法
参加希望の方は、公式サイトまたはQRコードから登録フォームにアクセスしてください。来場できない場合でも、録画の配布を申し込むことが可能です。
取材対応について
取材希望の方には発表会前または当日の取材を受付中です。膵臓がん啓発プロジェクトの詳細は、発表会後に発表予定です。特別な検査提供も想定されておりますので、関心のある方はぜひご連絡を。
この研究成果発表会を通じて、膵臓がんの早期発見と予防の重要性が広まり、多くの方々がこの疾患に対する理解を深める機会となることを期待しています。