ストラタシス・ジャパン、工業用の新型FDM 3Dプリンタを発売し産業界に革新をもたらす
ストラタシス・ジャパンが話題の新型FDM 3Dプリンタを発表
工業用3Dプリンティングのリーダーである株式会社ストラタシス・ジャパンが、最新のFDM方式の3Dプリンタとして、F123シリーズのF120モデルとFortusシリーズのF900SEの二機種を発表しました。この新製品は、さまざまなアディティブ・マニュファクチャリング(AM)のニーズに応えるものとして設計されており、特に教育機関や製造現場でその利便性を発揮します。
1. F120:初心者にも使いやすいオール・イン・ワン3Dプリンタ
新しいF120は、ユーザーが容易に操作できるように設計されています。シンプルなコントロールパネルと高い信頼性を兼ね備え、3Dプリンティング未経験の人でも取り扱いが簡単です。主にデザインスタジオや教育施設での使用が想定され、多様な用途に対応可能です。
その特長として、プラグ&プレイ機能やタッチスクリーンによる管理が挙げられ、GrabCAD Printを用いたスムーズなワークフローを実現。これにより、複雑な操作を必要とせず、初心者でも簡単に高品質な3Dプリントが行えます。
高速かつ長時間の運用が可能なF120
F120は、他社製品に比べて最大3倍のプリント速度を誇り、推奨される最大の運用時間は24時間週7日に達します。大型フィラメントボックスを搭載しているため、最長250時間にわたり連続プリントが可能です。加えて、可溶性サポートを利用することで、サポート除去作業が簡素化されます。このような高性能は、工程管理や生産性向上において重要です。
2. F900SE:大型生産を見据えた特別モデル
FortusシリーズからのF900SEは、大規模な製造ニーズに特化して設計されました。このプリンタは、製造業や重工業の複雑な要求に応えるために、最大の造形サイズと要求される精度を確保しています。
3Dプリントの幅広い可能性を実現
F900SEは日本市場向けに特別に調整され、工業的なプラスチックとして一般的に使用されるABS、ASA、Nylon12等に対応。これにより、製造におけるツーリングやエンドユースパーツのニーズにも応えます。ストラタシスの製品は、特に航空宇宙や自動車、ヘルスケアなどの業界で重要視されるため、高い再現性と機能性を兼ね備えたF900SEは、革新的な製品開発をサポートします。
3. 製品の購入に関する情報
F120とF900SEの販売は2019年4月2日から開始され、ストラタシスの各販売店にて購入することが可能です。また、両モデルは名古屋で開催される設計・製造ソリューション展において展示される予定です。
今後、ストラタシスはこの新型3Dプリンタによって、多様なニーズに迅速に対応し、製造現場に革新を促進することを目指しています。
会社情報
- 会社名
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株式会社 ストラタシス・ジャパン
- 住所
- 東京都中央区新川1-16-3住友不動産茅場町ビル3階
- 電話番号
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