東南アジアとインド市場を探るオンラインカンファレンス「DECODE 2025」開催決定

2025年8月27日と28日の2日間、オンラインで「DECODE 2025」という名のカンファレンスが開催されます。このイベントは、特に日本企業が注目すべき市場として挙げられる東南アジアやインドに焦点を当て、国内市場が縮小している現状を打破し、海外ビジネスの成長を促進することを目的としています。このカンファレンスには、36名の現地専門家が登壇し、ビジネス環境や市場のトレンドを深堀りします。

開催の意義

日本企業が現在直面している最大の課題の一つは、国内市場の縮小です。この背景には、少子高齢化やデジタル化の進展など複雑な要因が絡み合っています。そのため、多くの企業が東南アジアやインドなどの成長市場への進出を図っているのですが、実際にどのように効果的にビジネスを展開するかの具体像を把握することが難しいと感じています。

「DECODE 2025」は、そんな企業の悩みを解消するために設計されています。現地のビジネス環境やプロセスを理解することが、成功のカギであるということを強く意識し、このイベントを通じて参加者に新たな視野をもたらすことを狙いとしています。各国から現地の専門家が集まり、異なる視点での情報提供を行うことで、参加者にとって非常に有意義な体験となることでしょう。

セッションの概要

全12セッションが予定されており、登壇企業には、三菱商事、Money Forward、PwCインドネシアなど多彩なプレイヤーが名を連ねています。これらの企業はそれぞれが持つ知見や経験を基に、シンガポールやインドの市場に関する具体的な事例を共有します。

例えば、シンガポールでは、現地の大手企業との連携や新しいビジネスモデルの開発事例が紹介され、インドでは、基礎的なマーケットトレンドから最新の動向まで、幅広く取り扱われる予定です。

参加方法と特典

参加は無料で、事前申込み制となっています。参加対象者は海外事業の責任者や経営企画担当、新規事業に興味がある方々などで、広範囲なビジネスの知識を深めるチャンスです。また、申し込み者には特典として、東南アジアの注目スタートアップに関する資料が提供されます。

JSIPの役割

このカンファレンスは、JSIP Pte. Ltd.が主催しており、近年急速に発展している東南アジア市場に対する理解を深めることを目的としています。JSIPは、日系企業が東南アジアでの新規事業に迅速に取り組むための「共創型」プラットフォームを提供しており、業界間の壁を越えたコラボレーションを促進しています。