新穂高ロープウェイ山頂エリアのリニューアル
新穂高ロープウェイは、中部山岳国立公園内に位置し、雄大な自然が堪能できる観光名所です。このたび、山頂エリアのリニューアルが決定し、多くの観光客に上質で特別な体験を提供することを目指しています。これを受けて、各エリアのコンセプトや詳細な開発計画が発表されました。
リニューアル開発の全体コンセプト
新穂高ロープウェイは、訪れるお客様に「雄大な自然そのもの」を感じていただくことをコンセプトに掲げています。特に山麓、中間、山頂の各エリアで共通の体験を通じて、槍・穂高連峰を含む3,000m級の山々の絶景を目にしてもらうことが狙いです。
山頂エリアの開発計画
リニューアルコンセプト
山頂エリアは「世界屈指の北アルプスで、ありのままの自然に五感でふれる」というコンセプトのもと、冬の厳しい寒さから美しい夏の風景まで、多様な自然を直に体感できる仕掛けが満載です。そこでしか得られない体験を通じて、訪れた人々の心を動かし、体全体で自然の美しさを感じてもらいたいと考えています。
千石園地整備計画
千石園地では、リニューアル工事を二期に分けて行います。
- - 第1期計画(2022年5月着手、2022年10月竣工)では、槍ヶ岳を見渡せるブーメラン型デッキを新設し、自然に囲まれたリラックススペースを整備します。
- - 第2期計画(2023年5月着手、2023年10月竣工)では、2,000mを超える標高で、原生林と槍・穂高連峰の岩稜帯を体験できるエリアや、自然をより身近に感じられる散策路を設ける予定です。
このような計画により、訪れるすべての方に大自然を感じてもらい、心地よいひとときを提供できる空間が誕生します。
西穂高口駅リニューアル計画
名古屋鉄道と奥飛観光開発が共同で実施する西穂高口駅のリニューアルでは、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで2つ星を獲得した屋上展望台や物販スペースの改装が行われます。ここでは北アルプスの壮大な景観を存分に楽しめる新たな体験エリアが開設遅延も予定されています。
これらのリニューアルによって、山頂エリアでしか得られない特別な体験が実現し、さらに多くの人々が訪れることでしょう。
新穂高ロープウェイについて
新穂高ロープウェイは、高山市の奥飛騨温泉郷に位置し、2つのロープウェイを保有しています。特に第2ロープウェイは日本で唯一の2階建てゴンドラで、全ての人々が簡単に北アルプスの美しい景色を楽しめる施設として人気を集めています。また、年間を通じて運行されており、季節に応じた星空観賞便も提供されています。
施設の概要
- - 山麓エリア では飲食店や物販店が立ち並ぶ新穂高温泉駅。
- - 中間エリア はしらかば平駅を中心に、様々な飲食や物販が楽しめるビュースポット。
- - 野外で開放感を楽しめる山頂エリア には、屋上展望台や飲食施設が設けられています。
このような理由から、新穂高ロープウェイは訪れる価値が高く、さらに向上するサービス品質に期待が寄せられています。自然を満喫する新たな体験をぜひお楽しみください。