BABY JOB株式会社、Fukuoka PRO Market へ上場
2025年12月26日、株式会社船井総合研究所の支援を受けて、BABY JOB株式会社が福岡証券取引所のFukuoka PRO Marketに上場しました。この上場は、同社にとって重要なマイルストーンであり、子育て支援事業の拡大を図るための新たなステップです。
BABY JOBについて
BABY JOBは、2018年に設立された子育てサポート事業を専門とする企業です。本社は大阪府大阪市にあり、代表取締役の上野公嗣氏が舵をとっています。主な事業内容には、保育施設向けの紙おむつとおしりふきのサブスクリプションサービス「手ぶら登園」、および通園を支援する「Kao すまいる登園」や「にこにこ登園」が含まれています。これらのサービスは、全国8400以上の保育施設に提供されており、保護者の負担を軽減することを目的としています。
上場の背景
BABY JOBは、「すべての人が子育てを楽しいと思える社会」の実現を目指し、少子化や子育てに関する課題に取り組んでいます。例えば、「えんさがそっ♪」という保育施設探しのサポートサイトの運営や、キャッシュレス決済「誰でも決済」の導入を通じて、保護者の保活支援にも力を入れています。
今回が船井総合研究所がF-Adviserとして援助した初の上場となることを受け、BABY JOBはさらなる企業価値の向上を目指しています。具体的には、九州地域でのプレゼンスを高め、より多くの顧客にサービスを提供することで、事業拡大を図る考えです。
F-Adviser業務の役割
船井総合研究所は、2018年から中堅・中小企業を対象にIPO(新規上場)支援を行っており、Fukuoka PRO Marketへの上場を目指す企業に対しても手厚いサポートを提供しています。F-Adviser資格を持つ同社のコンサルタントは、実際に上場を経験しているため、より具体的なアドバイスが可能です。福岡証券取引所運営のプロ投資家向け市場であるFukuoka PRO Marketは、特に地域密着型の経営を志向する企業にとって重要な場となっています。
船井総合研究所のビジョン
船井総合研究所は、中堅・中小企業の経営を支援する日本最大級のコンサルティング会社です。業種やテーマ別に実施される「月次支援」や「経営研究会」などを通じて、顧客の成長を後押ししています。また、「成長実行支援」や「企業価値向上支援」に加え、「DX(デジタルトランスフォーメーション)支援」など多岐にわたるサービスを提供し、質の高い経営コンサルティングを目指しています。
今後の展望
BABY JOBのFukuoka PRO Market上場は、子育て支援サービスのさらなる発展を象徴するものです。地域に密着した企業として、持続可能な社会への貢献を果たしつつ、今後の事業拡大に向けた戦略を進めていくことでしょう。株主や従業員、地域社会とのステークホルダーとしての関係を深め、ますます多くの家庭に寄り添ったサービスを展開していくことが期待されています。