ワイズグローバルビジョン
2021-08-30 09:00:03
水利活用のDXを目指すワイズグローバルビジョンが資金調達を実施
水利活用のDXを実現するワイズグローバルビジョンの挑戦
沖縄県うるま市に本社を置くワイズグローバルビジョン株式会社は、この度、水の利活用をデジタルトランスフォーメーション(DX)で進めることを目指し、資金調達を実施しました。この資金調達は、同社が開発した小型海水淡水化装置とその周辺技術を拡充させるためのものです。これにより、企業や業界における水資源の利用効率を高め、水不足の課題解決に向けたソリューションの提供を加速させる狙いがあります。
創業以来、工事現場や船舶など水道に依存できない環境での水供給に特化した移動可能な造水装置を開発してきたワイズグローバルビジョン。これまで数々のプロジェクトでその技術が活用され、多くの業界での水不足問題の解消に寄与しています。しかし、近年ではただ水を供給するだけでなく、SDGsやESGの観点からも高度な水資源の利用が求められるようになりました。
資金調達の背景と目的
今回の資金調達の背景には、業界全体で水の利活用レベルを向上させたいというニーズの高まりがあります。顧客の課題を受け、同社は小型造水装置をIoT化し、ネットワーク化を進めることで水利データを効率的に管理し、リモートでの運用や最適化を図ることを目指しています。このDXが実現すれば、利用者は自社の水資源をより効果的に管理できるようになります。
投資家からの期待とコメント
投資先として選ばれたワイズグローバルビジョンには、多くの企業が関心を寄せています。MCP Holdings Limitedの岡澤社長は、九州・沖縄の環境テクノロジーに注目しており、「水不足というグローバルな課題解決に向けた同社のミッションに共感した。今後も九州・沖縄の企業の成長を支援する」と期待を寄せます。
一方、Sony Innovation Fundの土川氏も水のマイクロインフラ事業に対する期待を述べ、技術開発を通じた解決策に賛同の意を示しています。「水問題の解決に向けて長期的な成長支援を行う」とコメントしています。
さらに、株式会社Monozukuri Venturesの木村氏は、前回の投資からの成長を見守りながら、業務の拡大に向けたサポートを続けていくことを約束しました。彼はワイズグローバルビジョンの経営手腕に期待し、さらに大きな成功を収めることを信じています。
ワイズグローバルビジョンの未来へのビジョン
これらの支援を受けて、ワイズグローバルビジョンは製品の改良や新技術の開発、カスタマーサポートの充実に力を入れ、環境保全と持続可能な社会の実現に向けた取り組みを一段と強化していきます。同社の成長の鍵は、新しい技術の導入と市場ニーズへの柔軟な対応にあります。
水の利活用が求められる現代において、ワイズグローバルビジョンの取り組みは、あらゆる業界に影響を与える可能性を秘めています。これからの動向に注目が集まる中、同社が進めるDXの取り組みは、大きな社会的価値を持つと言えるでしょう。
何より、このような技術革新が地球環境を守りつつ、私たちの生活を豊かにしてくれることを期待したいです。
会社情報
- 会社名
-
ワイズグローバルビジョン株式会社
- 住所
- 沖縄県うるま市勝連南風原5192-47
- 電話番号
-
098-923-1432