日本医師会では、今月初めに副会長及び理事の補選が行われることが発表されました。今回の選挙は、釜萢敏副会長及び福田稠理事の辞任を受けて実施されることとなります。
特に注目されるのは、副会長には福田熊本県医師会長が選考され、理事には蓮澤福岡県医師会長が名乗りを上げたことです。公式な決定は、10月4日に開催される臨時代議員会で確定される予定です。この臨時代議員会は午後1時30分からの開催であり、信任投票は行われないことも発表されています。
福田稠氏は79歳で、熊本県出身。久留米大学を卒業後、熊本市医師会の副会長・会長を務め、2010年からは熊本県医師会の会長に就任しています。彼はこれまでに、日本医師会の理事としても活躍しており、平成24年と平成28年にそれぞれ1期の任期を務めた後、現在3度目の理事職にあります。
一方、蓮澤浩明氏は77歳で福岡県出身。久留米大学を卒業して以来、大牟田医師会長、福岡県医師会の副会長を経て、2022年から福岡県医師会長として活動しています。彼は精神神経科専門医としての豊富な経験も兼ね備えています。
両者ともに定数に対して唯一の立候補者となり、次の代議員会での正式決定が期待されています。
日本医師会のサイトによれば、その目的は「医道の高揚、医学及び医術の発達並びに公衆衛生の向上を図ること」とされ、地域医療や保険医療の充実に向けた活動を行っています。これにより、全国の医師がより良い医療を提供できるよう日々努めています。
また、日本医師会は動画や健康情報を提供するYouTube公式チャンネルや、LINE公式アカウントも運営しています。健康に役立つ情報やイベントの案内を受け取ることができるため、登録をお勧めします。
今後の日本医師会の動向や役員の活動にも注目が集まる中、医師たちの協力のもと地域医療の充実が進むことが期待されます。どのような新たな施策が展開されるのか、注視していきたいところです。