マネックス証券、米国株時間外取引を拡張
マネックス証券が最新の施策として、米国株の時間外取引を拡大しました。このサービスは、主要ネット証券では唯一の試みとなります。
背景
マネックス証券は、米国に本拠を置く「TradeStation Group, Inc.」(トレードステーション社)との協力を発表し、612の米国株市場の時間外取引を拡充することで、投資家の利便性を向上させることを目指しています。具体的には、プレ・マーケットの開始時間を日本時間で22時から20時(夏時間の場合は21時から19時)に前倒ししました。
これにより、米国株の取引可能時間が約14時間に拡大します。従来のプレ・マーケット、立会時間、アフター・マーケットを合わせると、日本時間の20時から翌日の10時(夏時間では19時から翌日の9時)まで取引が可能になります。これは、急なニュースや決算発表による株価の変動に柔軟に対応できる環境を提供するものです。
米国株取引の利便性
マネックス証券の米国株取引サービスは、投資家にとって多くのメリットをもたらします。特に、米国市場では、多くの動向が立会時間以外の時間帯に生じるため、時間外取引の拡充は大きな利点です。具体的には、以下のような特徴があります。
1.
お得な手数料: 取引手数料は税込0.495%で、特にNISA口座での取引は実質無料となります。また、買付時の為替手数料も無料です。
2.
豊富な銘柄数: 現物の取扱い銘柄数は5,000を超え、大型株だけでなく中小型株も多く揃っています。
3.
日本語での情報提供: 過去の企業データや業績を日本語で表示する「銘柄スカウター米国株」など、投資家への情報提供を強化しています。
4.
定期買付サービス: 毎月の指定日や配当金を利用した買付注文を行うことができ、積立投資に適しています。
利用方法について
マネックス証券は、今後もトレードステーション社との強力な連携を持ち続け、顧客のニーズに応じたサービスを展開していく方針を示しています。時間外取引の拡大は、これからの投資の選択肢を大きく変える可能性があり、特に投資初心者にとっては魅力的な機会となるでしょう。
マネックス証券のウェブサイトでは、さらに詳しい情報や最新サービスを確認することができます。時間外取引の機会を利用して、より広範な投資を実現しましょう。
注意事項
マネックス証券が提供する商品には、元本損失のリスクが伴うため、投資を行う際は、事前に契約締結前交付書面や目論見書に目を通しておくことが重要です。
詳細については、
マネックス証券の公式サイトをご覧ください。