インフォマート、新たなリーダーシップを発表
株式会社インフォマートは、2026年1月1日付で木村慎氏を新たな代表取締役社長に選任することを決定しました。これにより、現社長の中島健氏は2025年12月31日付で退任し、取締役として会社に関与します。この人事は、インフォマートの経営理念に基づき、持続的な成長を追求するための重要なステップと位置付けられています。
経営理念と成長戦略
インフォマートは「世の中の役に立ち、必要とされ、喜んでいただける事業」を展開しており、BtoBプラットフォーム等のクラウドサービスを通じて企業の業務効率化とDX推進を徹底しています。利用企業数は2025年9月時点で120万社に達しており、高い収益性を誇ります。
しかし、競争の激化や多様化する顧客ニーズに対応するため、新たな経営体制が求められていました。そこで、1年以上にわたり議論が行われ、次世代を担う新リーダーの誕生が最適だと判断されました。
新社長 木村慎氏の経歴
新任社長の木村慎氏は、1976年生まれで東京都世田谷区出身です。慶応義塾大学商学部を卒業後、2000年に株式会社菱食に入社。2007年にインフォマートに加わり、フード事業の拡大や電子請求書サービスの立ち上げなど多くの重要プロジェクトを推進してきました。
現在の役職は代表取締役副社長であり、経営全般を担当し、全社戦略の立案と実行をリードしています。彼は冷静な判断力と実行力を兼ね備え、高い信頼を得るリーダーとされています。
今後の展開
今回の社長交代は、経営の安定性を保持しつつ、更なる成長と変革を進めるための方針です。木村社長の下、2027年以降に向けた新たな中期経営計画の検討が進められます。具体的な展開については、適切なタイミングで発表される予定です。
インフォマートの沿革
インフォマートは1998年に創業し、企業間取引の請求や受発注業務の効率化を実現するクラウドサービスを展開しています。主力となる「BtoBプラットフォーム」は、120万社以上の利用があり、年間62兆円以上の流通を記録しています。
現社長である中島健氏、そして新社長の木村慎氏のリーダーシップのもと、インフォマートは今後もさらなる成長を続けていくことでしょう。