育児と政治の接点
2016-06-17 12:59:50
育児に向き合う政治の新たな一歩: 民進党のワークショップ開催
最近、民進党は育児に関する国民の声を直接聞くことを目的としたワークショップを開催しました。このイベントには、特に育児と仕事の両立に関心を持つ母親たちが参加し、彼女たちの悩みや希望を共有する場となりました。ワークショップの冒頭、山尾議員は自身も一児の母であり、国会で「保育園落ちた、日本死ね」問題に取り組んできた経緯について触れました。彼女は参加者に向けて、「政治はそれぞれの人ができる時にできる限りのことをすることで進む」と語り、政策に市民の声を反映させる重要性を訴えました。
ワークショップでは、参加者はまず日本の現状についてまとめられた動画を鑑賞しました。この動画は民進党の公式サイトからも視聴可能で、子育てを取り巻くさまざまな問題を浮き彫りにした内容です。その後、参加者は4つのグループに分かれ、自身が不安に思っている事柄や理想とする未来について話し合いました。議論の中では、「仕事をしていると子供の病気の際に助けられる人がいない」、「残業を断るのが難しい」などの育児環境や制度についての具体的な悩みが次々と出てきました。また、高校生の息子を持つ母親からは、子どもに政治に関する知識を伝えるのが難しいという声も聞かれました。
議論が進む中で、参加者から「政治家は男性が多く、女性議員がもっと必要」という要望が上がり、山尾議員は「民進党には蓮舫さんや辻元さんといった女性議員が活躍しています。皆さんの意見はしっかり受け止めます」と応じました。中には、民進党に80点をつけた参加者もおり、「保育所に預けられない悩み」を抱える38歳の女性は政治との距離が縮まったと感じていると言います。一方で、60点をつけた別の母親は、政治を語り合える場が周囲に少なかったため、少し物足りなさを感じていると語り、今後の活動に期待を寄せました。
イベントの結果、参加者は「現在の民進党」を平均79.5点と評価し、男女比の偏りや女性議員の増加を求める声が多くありました。ワークショップ終了後、山尾議員はメディアに対し、「多くのママたちから女性政治家を増やしてほしいという声があり、心強く感じました。これからもママの声を国政に届けていきたい」と決意を示しました。このようなワークショップは今後も定期的に開催され、より多くの市民の声を政策に反映させるための活動が続けられる予定です。
今後の開催予定には教育や介護をテーマにしたワークショップがあり、国会議員との直接対話を通じて国民の意見を広く集める取り組みが続いていくことになります。加えて、グラフィック・ファシリテーション手法の導入により、参加者の意見を視覚的にまとめる工夫もなされ、より活発な議論を促しています。
会社情報
- 会社名
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民進党
- 住所
- 東京都千代田区永田町1-11-1
- 電話番号
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03-3595-9988