オダイバの学び改革
2020-10-13 16:36:42

オダイバの新しい試みが子どもたちの学びを変える

オダイバの新しい試みが子どもたちの学びを変える



新型コロナウイルスの影響により、リモート学習が普及する中で、オダイバの家で学ぶ楽しさを提供する新しいアプローチが注目を集めています。オダイバは、この度ImpacTechのアクセラレーター・プログラムに選出され、社会的なつながりを感じながら学べる環境を目指しています。

オダイバの想い


オダイバのアプリは、学校の閉鎖によって失われた友人との交流や協力的な学びの機会を子どもたちに届けることを目的としています。同社の創設者であるダルベルティパウロ氏は、「コロナ以降、ずっと家で学ぶ子どもたちは社会的な絆を失ってしまった」と語ります。子どもたちが学校に通いたがる理由は、学びだけでなく、友人との交流も大切だからです。

ソーシャルラーニングの強化


オダイバは、生徒同士のつながりを大切にし、ソーシャルラーニングの環境を提供します。アプリを通じて、子どもたちは実際の教室にいるような体験を味わうことができ、協力して問題を解くことが奨励されます。「先生が授業を開始した後、生徒はグループで協力して問題に取り組む」とダルベルティ氏は説明します。さらに、リアルタイムでの進捗確認やサポートも行い、まるで教室で学んでいるかのような感覚を再現しています。

プロジェクトの背景


興味深いことに、オダイバのプロジェクトは元々、京都市が後援するプログラミング大会「ジャパンハッカソン」のために始まりました。この大会で優勝した後、開発者はオダイバの未来を感じ、大会で終わらせるのは惜しいと判断したのです。ペアプログラミングの手法からも影響を受けていることが、このアプリの成長に繋がりました。

チームワークの重要性


「私たちはチームワークを強調しています。オダイバを通じて、自己規律や集中力の向上、知識の共有の機会も提供できる」とダルベルティさんは述べています。オダイバのアプローチは単なる学びだけでなく、参加者同士の交流を重視しています。

選ばれた理由


ImpacTechのアクセラレーター・プログラムには、約100件の応募があり、その中から選ばれたのは12件のみでした。オダイバが選ばれたという事実は、社会的学習の需要が高まっていることを示しています。コロナ禍において新たな課題が生まれた一方で、オダイバのチームはその盲点をつく可能性を秘めています。

世界中の教育に貢献


ImpacTechの審査員たちは、オダイバがコロナ時代だけでなく、その後も有益なアプリになる潜在能力を持っていると評価しています。このアプリは、日本国内だけでなく、世界中の子どもたちにとっても、学校に通うことができないさまざまな事情を抱える場合でも、教育の機会を提供する道を開くことが期待されています。

オダイバの試みは、ただのオンライン学習を超え、子どもたちが楽しみながら学び、また学校を好きになる手助けをすることを目指しています。これからの展開に、ぜひ注目したいところです。

会社情報

会社名
Odaiba
住所
電話番号
070-1056-4355

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