アバター作業集中アプリ「gogh: Spatial Focus Timer」の登場
株式会社ambrは、アバターを活用した作業集中アプリ「gogh」のApple Vision Pro版「gogh: Spatial Focus Timer」を開発したことを発表しました。このアプリは、2024年7月16日にiOSおよびAndroid向けのベータ版がリリースされて以来、特にSNS上で大きな関心を集め、一か月以内には国内で10万ダウンロードを突破するなど、その人気がうかがえます。
アプリの独自機能と利便性
「gogh: Spatial Focus Timer」は、ユーザーが3Dアバターと共にLo-fi音楽を聴きながら効率良く作業を行えるポモドーロタイマー機能を搭載しています。Apple Vision Proに特化したアプリであり、直感的な操作性を追求することで、視覚的にも快適な環境を提供します。アプリはスマートフォン向けバージョンの要素を一部活用しながらも、Apple Vision Pro用にシステムを一新しており、ユーザーにも使いやすさを追求しています。
主な機能には次のようなものがあります:
- - アバター選択:一緒に作業するアバターを5つの中から選択可能。
- - ポモドーロタイマー:作業と休憩の時間をカスタマイズして使用できる。
- - BGM再生:Japanolofi Recordsから提供される30種類以上のLo-fiミュージックを再生。
オカムラとのコラボレーション
また、本アプリではオフィス家具メーカーのオカムラとコラボレーションが実現しました。オカムラ製のオフィスチェア「ContessaⅡ」や「Sabrina」、ゲーミングチェア「STRIKER」にアバターが座ることで、ユーザーはより快適な作業環境を享受できます。
オカムラは、2024年5月から企業公式の3Dデータ販売プラットフォーム「RoomieTale」を公開しており、ユーザーは版権を気にすることなく高品質な3Dデータを利用できます。この新たなコラボが可能となったことは、共に新しい体験を創出するための重要な一歩と言えるでしょう。
知見の共有と未来の展望
Apple Vision Proアプリの開発において、現時点ではまだ十分な知見が蓄積されていませんが、ambrは自社の技術ブログを通じて得た知見を公開しています。これにより、今後のアプリ開発における参考となる情報を広く発信しています。また、ambrは複数のXR企業と協力し、Apple Vision Pro所有者向けのミートアップを開催しており、次回のミートアップも計画中です。
ambrについて
ambrは“楽しみに満ち溢れた世界”を目指し、独自の仮想空間やXR体験を提供する会社です。これまでに『VR Awards』や『CEDEC AWARDS 2022』など多くの賞を受賞しており、今後も多様なプロジェクトに取り組む予定です。興味を持たれた方は、公式ウェブサイトや各種公開していますので、ぜひご覧になってください。
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