大阪の新たな美味しさが誕生!
大阪府羽曳野市で、タケダハム株式会社が開発した新しいハムとソーセージの3品が大注目を浴びています。このプロジェクトは、追手門学院大学の経営学部の学生たちが中心となっており、地元産品を活かした「大阪産(もん)」へのこだわりが詰まっています。
学生たちのアイデアが光る
新商品開発に関わったのは、経営学部の3年生17人。彼らはマーケティング論を専門とする朴修賢教授のもとで、特産物を活かした商品の企画に取り組みました。これまでには、熊本県の旅館とのコラボレーションや、食品会社の販路拡大支援など、豊富な経験を生かしたプロジェクトであることから、期待が集まっています。
特産品とのコラボレーション
今回開発された3種類の新商品の特徴は、羽曳野市産のブドウから造られたワインを使用した「贅沢ハム」と、茨木市特産の赤紫蘇を練り込んだ「追紫蘇(おいしそ)ソーセージ」。この2つは、タケダハムが大切にしている「大阪産(もん)」の理念を受け継ぎながらも、新たな風味を展開しています。さらに、それに加えて地域の特産を活かした商品が開発されました。
大学生たちは、企業の工場見学や地域調査を通じて、実際に地元の特産品がどのように育てられ、どのような味わいを持っているのかを理解しました。これにより、彼らのアイデアがより具体的な形で商品に反映されました。
プロモーションイベントの開催
1月16日には、松原市の商業施設「セブンパーク天美」で、これらの商品をPRするイベント「あなたはまだ知らない大阪の美食 - New taste of 羽曳野 -」が開催されます。イベントでは商品販売はもちろん、羽曳野市や参加企業のPRも行われ、地域色豊かな紹介が期待されます。この取り組みは、タケダハムと追手門学院大学、さらには阪南大学などとも手を組んで展開されます。
イベントの内容には、学生が出演するFMいずみおおつの公開収録も含まれています。彼らの取り組みがどのように進んできたのか、また新商品の紹介を通じて、訪れる人々に新たな発見を提供します。
未来への展望
今回開発された商品は、2025年4月に開催される大阪・関西万博でのタケダハムの企業ブースでも販売される予定です。このことから、地域産品の魅力を広く知らせる機会が増えることが期待されています。タケダハムは今後も「大阪産(もん)」の新たな魅力を引き出し、世界に発信していくことを目指します。
大阪の特産品を活かした新しいハム・ソーセージの登場に、皆さんもぜひ注目してください。