ダイブ、フィリピンと連携
2024-06-28 20:02:12

特定技能「宿泊」分野で新たな連携!ダイブ、フィリピン・ミンダナオ大学とMOU締結

特定技能「宿泊」分野で新たな連携!ダイブ、フィリピン・ミンダナオ大学とMOU締結



株式会社ダイブは、フィリピンで観光業界に特化した教育プログラムを提供する私立大学ミンダナオ大学、フィリピン人材に特化した人材コンサルティング事業を行うイチゴイチエコンサルティング、日本語教育事業を展開するマニラ国際アカデミーの4社間で、観光専門人材の日本語教育と日本での就労に向けたMOU(協力覚書)を2024年6月24日に締結しました。

この連携は、日本の観光業界における深刻な人手不足解消と、フィリピン人材の雇用機会創出を目的としています。ダイブは、ミンダナオ大学の観光学部生に対して、特定技能「宿泊」分野の試験対策や宿泊業界の役割理解に関する学習コンテンツを提供。さらに、試験に合格した学生には日本のホテル・旅館の求人情報を提供し、内定者に対しては面接支援を行います。

ミンダナオ大学は、観光系の学部に所属する学生に対し日本語教育プログラムを実施し、日本語レベルの向上を支援。特定技能「宿泊」分野の試験に合格した学生をダイブに紹介することで、学生の日本での就労を促進します。

宿泊業界における人手不足と特定技能ビザ



日本の観光業界は、近年、活況なインバウンド需要と人手不足に悩まされています。特に、「旅館・ホテル」業界では、正社員の7割以上の企業が人手不足を感じており、深刻な状況が続いています。

2019年に新設された特定技能ビザは、外国人人材の雇用機会を拡大する制度として期待されています。しかし、特定技能「宿泊」分野では、日本語レベルが取得の大きなハードルとなっています。今回のMOU締結は、この課題解決に向けた取り組みの一つです。

多様な連携で観光業界を活性化



ダイブは、今回のミンダナオ大学との連携に加え、西ジャワ州ボゴール県とのパートナーシップ契約や、ネパール観光専門大学との協力覚書締結など、海外の大学や機関との連携を強化しています。これらの取り組みを通じて、特定技能「宿泊」分野における外国人人材紹介で業界ナンバーワンを目指し、日本の観光業界の活性化に貢献していくことを目指しています。

ミンダナオ大学について



ミンダナオ大学は、1946年にフィリピン南部ダバオ市で設立された私立大学です。全学部で約4万人の学生が在籍し、ホスピタリティおよび観光管理学部を有しています。質の高い教育を提供することで、学生が観光業界で即戦力として活躍できるよう支援しており、大学4年次のインターンシップ先として、日本の宿泊業界に既に数十名の人材を供給している実績があります。

イチゴイチエコンサルティングについて



イチゴイチエコンサルティングは、2018年に設立されたフィリピンと日本をつなぐ人材紹介・コンサルティング企業です。主にフィリピンから日本への特定技能人材や技能実習生の紹介、育成、サポートを行っています。日本語教育にも力を入れており、漢字や語彙を効率的に学べるアプリ「Monoxer」を提供しています。

マニラ国際アカデミーについて



マニラ国際アカデミーは、フィリピン・マカティ市に位置する語学学校です。日本語教育を中心に事業を行っており、日本企業と連携して教育から雇用までの包括的なプログラムを展開しています。質の高い日本語教育と異文化交流の機会を提供することで、学生が日本で求められるスキルを習得できるよう支援しています。

ダイブについて



ダイブは、観光施設に特化した人材サービス(リゾートバイト)や地方創生事業、グランピング施設に特化したWEBメディア「GLAMPICKS(グランピックス)」の運営など、多岐にわたる事業を展開しています。年間8,306人の観光従事者を創出し、全国47都道府県、4,600カ所以上の観光施設と人材のお取引実績があります。


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