本格焼酎の調査結果
2020-12-17 11:14:31
本格焼酎の愛好者に関する最新調査結果を発表
本格焼酎に関する最新調査結果
2020年11月、全国の飲酒者を対象とした本格焼酎に関する調査が実施されました。210件の有効回答を得たこのアンケートでは、主に20歳以上の消費者の飲酒動向や購入先、予算についてのデータが集まりました。今回は、その中から重要なポイントを取り上げてご紹介します。
調査の概要
この調査は、SHOCHU Xが実施し、本格焼酎の消費実態を明らかにすることを目的としています。インターネットを通じて行われた調査で、特に焼酎の人気地域や飲酒頻度、加えて購入場所や予算に関する詳細なデータが収集されました。
調査結果の主なポイント
1. 回答者の年齢層
調査に参加した人々の年齢層は、特に30代が約42%を占め、次いで20代及び40代が続きました。しかし、50代以降の参加者の数が少ないのは、インターネット調査の特性に起因している可能性があります。また、男女比では女性が約20%と、焼酎は未だ男性の飲み物とのイメージが色濃く残っているようです。
2. 地域別の回答傾向
調査の結果、焼酎を好む地域は九州が多数を占め、次いで首都圏が続きました。一方で、北部地方や中部・関西では飲用者が減少する傾向が見られました。このことは焼酎が九州発祥の飲み物であることを考慮すれば納得できます。
3. 年齢による飲酒頻度の変化
興味深いことに、年齢が上がるにつれて焼酎の飲酒頻度も高くなることが判明しました。若者と比べて40代や50代の方が月に数回焼酎を楽しむことが多いようです。これは「焼酎はお父さんの飲み物」という一般的なイメージを裏付ける結果かもしれません。
4. 飲酒場所の変化
年齢が上がるごとに、焼酎を飲む場所も変わることが確認されました。若い世代は外で飲むことが多い一方で、シニア層になると自宅での飲酒が増える傾向にあります。これは、コロナウイルスの影響もあってより顕著になったと考えられています。
5. 一人飲みの実態
調査結果から、約50%の方が焼酎を一人で楽しむという興味深い事実が浮かび上がりました。友人との飲み会が主流の他の酒類と比べて、焼酎は比較的に一人で楽しむことができるのかもしれません。
6. 購入の実態
焼酎を購入する場所については、酒屋が最も多く、全体の調査において安定した人気を誇りました。月に1回あるいは週に1回程度しか飲まない回答者も多い中で、酒屋を訪れる人が多いのは興味深い現象です。次いで、スーパーマーケットやECサイトでの購入が続きました。
7. 自宅用の焼酎予算
自宅用の焼酎については、1000〜1999円の予算を設定している方が約60%を占めており、年齢による差異は見られませんでした。この価格が一般的な焼酎の市場価格に一致しているため、納得の結果です。
8. プレゼント用の焼酎予算
一方、プレゼント用の予算に関しては、3000円以上を設定している方が半数を超えることが分かりました。特に30代の世代が、この予算設定で顕著に高いことが確認されました。
総合的なまとめ
調査結果は、焼酎が今なお男性中心であること、九州が主要な消費地であること、年齢が上がるにつれて飲酒頻度が増加し、家庭での消費が高まる傾向があることを示しています。また、ひとり飲みの文化や酒屋での購入が一般的であることも明らかになりました。今後も焼酎市場がどう発展していくのか注目されるところです。
この調査結果は、今後の焼酎に関する活動や商品開発において、貴重な洞察をもたらすものと期待されています。調査の詳細な情報は、SHOCHU Xのウェブページでご確認いただけます。
会社情報
- 会社名
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株式会社SHOCHU X
- 住所
- 福岡県福岡市大名2-6-11 304
- 電話番号
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