高校生によるSDGsの取り組みが日野市に新たな風を吹き込む
日野市で活動する高校生チーム「ひのミラ」は、持続可能な未来を目指して日々取り組んでいます。彼らは、市民や団体、企業などと手を組み、SDGs(持続可能な開発目標)に関する様々な活動を展開しています。その一環として、9月にはイオンモール多摩平の森でSDGsフェスが開催され、多くのイベントが予定されています。
持続可能な未来の実現
「ひのミラ」のメンバーたちは、自らの視点から見た課題を解決するためのアイデアを考案し、行動に移しています。特に、今回のSDGsフェスでは、参加者が人と人のつながりを楽しみながらSDGsに関わることができるイベントが目白押しです。
物々交換での発想
イベントのメインの一つである「物々交換ぐるぐるマーケット~ものと思いの循環~」は、食品ロス問題が発端となっています。多くの飲食店で、まだ食べられる食材が廃棄されている現状を知ったメンバーは、不要物を別の人にとって価値あるものに変える活動を始めました。参加者は、不要になった子供用品や日用品を持ち寄り、その品物にまつわる思い出を記入したメッセージカードを添えて交換することができます。
このイベントを通じて、物の価値を再認識し、物との付き合い方について考える良い機会となるでしょう。イベントは9月15日(土)から16日(日)にかけて開催され、イオンモール多摩平の森の3F手芸センタードリーム前で行われます。
SDGsを知る展示も
さらに、日野市の飲食店や古着屋でSDGsに取り組む事例を紹介する「高校生が日野で見つけた!わたしたちの推しSDGs」という展示もあります。メンバーたちがそれぞれの店舗を取材し、店主の思いやSDGsへの取り組みを紹介することで、地域の皆さんにSDGsの理解を深めてもらうことが目的です。来場者には、自らが訪問したい店舗の情報を書き込むスペースも用意されており、参加者同士でのコミュニケーションも重視されています。
展示は9月13日(金)から25日(水)まで、イオンモール多摩平の森の2F無印良品前で開催されますので、ぜひ足を運んでみてください。高校生たちの新たな挑戦が、地域にどのような影響をもたらすのか、期待が高まります。
まとめ
「ひのミラ」の取り組みは、次世代を担う高校生たちの情熱と創造力がみなぎる素晴らしい例です。地域コミュニティとのつながりを大切にしながら、持続可能な未来の実現に向けて日野市は新しい一歩を踏み出しています。今後も彼らの活動に注目し、支援していくことが必要です。