NTT西日本の共創施設「QUINTBRIDGE」が2024年度グッドデザイン賞を受賞
NTT西日本が運営するオープンイノベーション施設「QUINTBRIDGE」が、2024年度グッドデザイン賞を受賞しました。これにより、QUINTBRIDGEはその卓越したデザインと社会的な貢献が認められました。
QUINTBRIDGEの特長
QUINTBRIDGEは2022年3月に大阪・京橋に開業しました。施設の理念「Self-as-We」に基づき、NTT西日本と会員が共同で社会課題の解決に取り組むための場を提供しています。具体的には、以下のような特長があります。
- - 中立的支援の場: QUINTBRIDGEは、会員同士の事業共創を優先し、自社の利益を追求することはありません。このことが、利用者にとって中立的な支援の場として機能しています。
- - 金融的障壁の排除: 参加者は会費が無料であり、情報や人脈の価値を重視した運営を行っています。
- - 自由な交流の促進: 多様な人材が集まり、自由に交流できる場が設けられており、こうした活動が「イノベーティブなまちづくり」の起点となっています。
審査委員の評価
今回の受賞に際し、審査委員からは以下のような評価が寄せられました。「QUINTBRIDGEは、企業が自社の利益に固執せず、社会貢献に真摯に取り組む拠点として際立っている。利用ルールや多様なプログラムにより、参加者が集まりやすい環境が整っており、経済の循環を越えて社会関係資本の蓄積が期待できる。」
特に、利用者が周辺地域を訪れ、地域活性化に寄与している点も高く評価されました。このユニークな特徴により、QUINTBRIDGEは利用者の間で積極的に共同プロジェクトを実施し、重要な拠点となっています。
グッドデザイン賞について
グッドデザイン賞は1957年に創設され、日本を代表するデザイン評価制度です。生活の質向上や社会課題解決に向けたデザインの重要性を広めることを目的に、毎年実施されています。受賞者には「Gマーク」のロゴが授与され、優れたデザインの象徴となっています。
QUINTBRIDGEの実績
QUINTBRIDGEは開業からわずか2年で以下のような実績を上げています。
- - 個人会員: 約2.2万人
- - 法人会員: 1,591組織
- - 連携パートナー: 72組織
- - 累計利用者数: 約20万人
- - 共創事例数: 66プロジェクト
このように、QUINTBRIDGEは多くの人々に利用され、地域社会における重要なネットワークとしての役割を果たしています。
まとめ
この受賞は、NTT西日本が地域の社会課題解決のために邁進している証でもあり、「QUINTBRIDGE」が今後も更なる共創の展示場として繁栄し続けることが期待されています。少しでも関心のある方は、ぜひ訪れてみてください。
お問い合わせ先
西日本電信電話株式会社イノベーション戦略室(浦狩・平田)
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