プレックス、M&Aによる起業家人材獲得でコーポレート部門強化へ。アクハイヤー戦略で急成長を加速

プレックス、M&Aで起業家採用！コーポレート部門強化へ

人材紹介事業を展開する株式会社プレックスは、M&Aを通じて起業家の人材獲得を進める戦略を発表しました。同社は、2024年4月25日にM&Aコンサルティングを行うM&A One株式会社の吉川将平氏を、プレックスに採用することを目的として同社の全株式を取得しました。

プレックスは、吉川氏の持つM&Aコンサルティング経験に加え、経営管理、計数管理、会計、法務の知見を活用し、コーポレート部門の強化を図ります。さらに、吉川氏を中心にM&Aチームを設立し、M&Aによる人材獲得を継続的に行っていく方針です。

採用難航と急成長を背景にM&A戦略を選択

プレックスは創業以来、人材採用に注力し、事業を急成長させてきました。しかし、近年は人材獲得の競争が激化し、特に経営経験やマネジメントスキルを持つ人材の確保が困難になっています。

同社の代表である黒﨑俊氏は、従来の採用方法に加え、新たな人材獲得手段としてM&Aに着目しました。M&Aを通じた採用（アクハイヤー）は、即戦力となる人材を獲得できるだけでなく、企業文化や経営ノウハウを直接的に受け継ぐことができるというメリットがあります。

M&Aによる人材獲得は、今後の成長戦略の柱に

今回のアクハイヤーは、プレックスの急成長に伴い、コーポレート部門の強化が急務であったこと、そして吉川氏の経営管理経験や会社への貢献意欲がプレックスの社風とマッチしたことが理由です。

プレックスは、今後もアクハイヤーを積極的に活用することで、経営人材を継続的に獲得し、さらなる事業成長を目指します。1~10名規模の企業経営者で今後の事業展開や職業人生に転機を感じている方に対しては、業種を問わず更なる活躍の道を提案していくとのことです。

プレックスの今後の展開

プレックスは、M&Aによる人材獲得戦略を通じて、以下のような展開を予定しています。

コーポレート部門の強化：経営管理、計数管理、会計、法務などの分野において、吉川氏の経験を活かし、組織の基盤を強化します。
アクハイヤーによる起業家採用：M&Aチームを設立し、今後も積極的に起業家を採用していきます。
グループ企業のM&A支援：M&A Oneはプレックスのグループ企業として、スタートアップ・ベンチャー企業のM&A支援を行います。

プレックスのM&A戦略は、人材獲得における新たな潮流となる可能性を秘めています。同社の今後の動向に注目が集まっています。

プレックスについて

プレックスは、「日本を動かす仕組みを作る」というミッションを掲げ、テクノロジーと人の力を駆使して、インフラ産業に関わる全ての人に「価値のある仕組み」を提供しています。ドライバー向けの人材紹介から始まり、現在は物流、建設、製造など様々な領域に事業を拡大しています。

プレックスの主な事業

人材紹介事業
SaaS事業
M&A仲介事業

プレックスは、今後も革新的なサービスを提供することで、社会に貢献していくことを目指しています。