総務省主催:情報通信法学研究会AI分科会が開催!EUの製造物責任ディレクティヴ改正が話題に
総務省が主催する情報通信法学研究会AI分科会が、令和6年7月17日に開催されます。今回のテーマは「AI製品に対応したEUの製造物責任ディレクティヴ改正」です。
AI技術は近年、急速な発展を遂げ、私たちの生活に欠かせない存在となりつつあります。しかし、AIを搭載した製品が普及する一方で、製造物責任法制の適用範囲や責任の所在について、新たな課題が浮上しています。
EUでは、デジタルエコノミーへの制度対応の一環として、製造物責任ディレクティヴの改正を議論してきました。AI分科会では、この改正案の概要や背景となる考え方について、学習院大学法学部教授の小塚荘一郎氏が解説します。
小塚氏は、AIに関する数多くの研究実績を持ち、総務省情報通信政策研究所の研究会やデジタル庁の検討会などで活躍しています。今回の講演では、EUの改正案が日本の製造物責任法制にどのような影響を与えるのか、今後の課題を具体的に提示する予定です。
AI開発や利用に関わる企業にとって、EUの動向は注目すべき点です。本研究会は、AIに関する法制度の現状や今後の展望を理解する上で貴重な機会となります。
参加方法
本研究会はWeb会議形式で開催されます。参加を希望される方は、7月12日までに、総務省のウェブサイトから登録が必要です。
傍聴に関する注意事項
- - 傍聴は事前登録制です。
- - 会議中の録音は禁止されています。
- - 参加者には、Web会議システムの操作に関する注意事項が事前に案内されます。
AI開発企業にとって重要な情報
AI技術は、私たちの生活を大きく変える可能性を秘めています。しかし、その一方で、AI製品の製造責任や倫理的な問題など、解決すべき課題も多く存在します。
本研究会では、AI製品の製造責任に関するEUの動向を、専門家の視点から詳しく解説します。AI開発企業にとって、最新の動向を把握し、今後の法令対応を検討する上で、非常に有益な情報となるでしょう。
詳細情報
- - 開催日時: 令和6年7月17日(水)13:00-15:00
- - 会場: Web会議
- - 議題: (1)AI製品に対応したEUの製造物責任ディレクティヴ改正(仮)(小塚荘一郎構成員 発表)
- - 発表者: 小塚荘一郎氏(学習院大学法学部教授)
- - 傍聴申込み: 総務省ウェブサイト
- - 連絡先: 総務省 情報通信政策研究所 調査研究部 TEL: 03-5253-5496 E-mail: iicp-chousa/atmark/soumu.go.jp
ぜひご参加ください。