マンション投資の年収
2024-07-29 17:16:41

区分マンション投資、年収1000万円以上の層が過半数を占める

区分マンション投資の傾向と新たな市場動向



近年、投資用区分マンションの市場が注目を集めています。この度、国内最大の不動産投資プラットフォーム『楽待』を運営する株式会社ファーストロジックが実施した調査によると、区分マンションの購入を検討している投資家の51%が年収1000万円以上であることが明らかになりました。この結果から、区分マンション投資に対する関心が高いのは高所得者層であることが分かります。

具体的に見ると、年収1000万円以上2000万円未満の投資家が37%を占め、次いで500万円以上1000万円未満の層も同じく37%というデータが出ています。また、2000万円以上5000万円未満の層は12%、500万円未満が12%、5000万円以上の高所得層は2%という構成比となっており、高所得層がその多くを占めていることが示されています。これは、区分マンションの価格高騰が影響していると考えられます。

投資用区分マンションの価格動向



楽待が2024年7月に発表した市場動向調査によると、区分マンションの平均価格は2023年7-9月期から4四半期連続で過去最高値を更新し続けています。当初、2012年の調査では827万円だった平均価格が、2024年には2200万円に達しています。この間、区分マンションは手頃な価格帯として人気があったため、一般的な投資家層にも受け入れられていました。しかし、近年の価格上昇により、現在はより高額の資金での購入を検討する高所得層が中心になってきています。

中途半端な自己資金の割合と投資意図



自己資金に関する調査結果では、『500万円未満』が38%と最も多くを占めており、次いで『500万円以上1000万円未満』と『1000万円以上2000万円未満』がそれぞれ22%に達しています。また、自己資金が2000万円以上の層は13%、5000万円以上といった層は5%に留まっています。このような数値は、区分マンションへの投資が資産形成の一環として、ある程度リスクを取れる高所得層に特に人気があることを示唆しています。

今後の展望と楽待の役割



今後も区分マンションの価格がどのように推移していくのか注目されます。楽待は、投資家への情報提供とサポートを強化し、今後の投資環境においても多くの人々に有益な情報を提供していくことでしょう。区分マンション投資を検討する方々には、詳細な市場データを基に適切な選択ができるよう、支援を行っていく意向を示しています。


調査概要


  • - 調査対象:2024年6月25日~7月25日の間に楽待を利用し、区分マンション購入を検討する楽待会員
  • - データ利用:本記事に公開されたデータは無償で利用可能
  • - 出典:株式会社ファーストロジックによる調査結果

このように、今後の区分マンション市場の動向や、投資家の傾向に注目していくことは投資戦略を立てる上でも重要です。適切な情報をもとに、賢明な判断を下していきましょう。


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会社情報

会社名
株式会社ファーストロジック
住所
東京都中央区八丁堀三丁目3番5号 住友不動産八丁堀ビル5階
電話番号
03-6833-9438

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