一般社団法人自治体DX推進協議会(以下、GDX)が、2025年10月に予定されるふるさと納税制度の改正に伴い、全国の自治体を対象とした実態調査を本日よりスタートしました。この調査では、ポータルサイトにおけるポイント付与の規制が持つ影響と、自治体の年末戦略を明らかにすることを目的としています。
調査の背景
2025年10月1日より、ふるさと納税ポータルサイトを介した寄付に対し、独自のポイント付与が禁止されることが決定しました。この制度改正によって、ふるさと納税市場は大きな変化を迎えます。
例えば、制度変更の直前である9月には、ポイントが付与されることを目的とした、いわゆる「駆け込み需要」が発生しました。しかし、この動きの反動として、10月以降には寄付額が減少する懸念があります。年間で見ても寄付の大部分が年末の時期に集中するため、各自治体はこの時期に向けた新たな戦略を急いで立てる必要があるのです。
調査の目的
本調査の主な目標は、制度改正による影響を数値的に分析し、各自治体が年末需要期に向けてどのようなマーケティング戦略を描いているのかを把握することです。特に以下の点に焦点を当てています。
- - 制度改正による影響の分析
- - 9月の駆け込み需要の実態
- - 10月以降の反動減の状況
- - 今年の目標達成の状況
- - 年末における寄付の伸びしろ予測
- - マーケティング戦略の変化
これらの情報は、以降の戦略策定にとって非常に有用な指針となることでしょう。
調査結果の活用
また、調査結果は自治体名が特定されない形で集計され、回答に協力した自治体には他の自治体の動向や戦略をまとめた詳細な調査レポート(速報版)を無償で提供します。これが、各自治体の年末戦略や来年度以降の計画策定に役立つことが期待されます。
調査に参加希望の自治体は、GDXまでお問い合わせください。
その他の関連情報
GDXでは、ふるさと納税市場に関する調査を定期的に行っており、最近の調査結果も公開しています。特に、2025年5月に実施したふるさと納税実態調査の結果についても、今後の戦略に役立つベンチマーク情報として活用できるでしょう。また、この調査報告書は自治体職員限定で無償提供していますので、興味のある方はぜひ申し込んでください。
オンラインでの報告会のアーカイブ配信も行っているため、詳しくはGDXのウェブサイトを訪問するか、直接問い合わせてみることをお勧めします。デジタル化が進む中で、自治体改革を進め、地域の持続可能な発展に寄与するために、GDXは今後も各自治体との連携を積極的に進めていきます。