特定技能2号試験対策セミナーの概要
一般社団法人 日本料飲外国人雇用協会が、特定技能2号試験の受験に向けたセミナーを開催します。このセミナーは外食業に特化しており、8月8日から一般申し込みがスタートします。2024年10月に実施される特定技能2号技能測定試験に向けた全5回の集中講座で、受験者が効率的に準備を進めることができる内容です。
セミナーの目的と開催背景
同協会は、これまで特定技能1号に関する試験対策セミナーを行ってきた実績があるなか、企業からの要望を受けて特定技能2号に特化した講座を初めて実施します。特定技能2号は、外食業を含む11分野に対象が拡大した在留資格で、合格者は長期的に日本で生活・就労が可能となります。しかし、試験の合格率は低く、外食業では前回の試験で合格者は全国で53名と非常に難易度が高いことが分かっています。このセミナーでは、そんな高い壁を越えるための実践的な対策を提供します。
セミナーの詳細
- - 対象試験: 2024年10月に実施される特定技能2号技能測定試験
- - 分野: 外食業
- - 日程: 2024年9月4日(水)、10日(火)、18日(水)、25日(水)、10月2日(水)
- - 時間: 各日18時30分~20時30分(全5回)
特定技能2号試験では、飲食物調理、接客、衛生管理、店舗管理の4つの項目について学ぶことができます。各回ごとに、OTAFFの学習テキストに基づいた協会オリジナルのスライドを用いて詳しく解説し、最終日には模擬テストも行います。受講はオンラインも可能で、アーカイブ動画として1週間視聴できます。
参加申し込みと価格
セミナーの料金は特別価格の33,000円(税込)で、先着10名様限定です。通常価格は55,000円ですが、早めに申し込めばお得に受講できます。受講希望者は日本語レベルがN3以上である必要がありますので、事前に確認しておきましょう。
イベントの意義
このセミナーは、外国人材が日本での長期的なキャリアを築くための第一ステップとなるでしょう。特定技能2号を取得することで、在留管理が楽になり、家族の帯同や永住権の取得のチャンスが広がります。グローバル化が進む日本において、特定技能制度は外国人材が日本で就業しやすくなるための重要な制度です。
日本料飲外国人雇用協会の取り組み
代表理事の田口直樹氏が率いるこの非営利団体は、外食・宿泊・食品製造・介護業界向けの外国人雇用に特化した登録支援機関として、コンプライアンスの推進やサービス品質の向上に寄与しています。また、業界に特化したイベントや研修も実施しており、外国人労働者の雇用促進に向けて様々な取り組みを行っています。
日本での活躍を目指す外国人材の方々にとって、このセミナーが大きな助けになることは間違いありません。興味を持たれた方は、公式ウェブサイトから申し込みを行ってください。