紙パンツリサイクル
2024-10-01 11:57:28

ユニ・チャームと王子ネピアが進める紙パンツのリサイクルプロジェクト

ユニ・チャームと王子ネピアが手を組んだ新プロジェクト



ユニ・チャーム株式会社と王子ネピア株式会社は、近年の環境意識の高まりを受けて、使用済み紙パンツの資源循環を促進するための新しい取り組みを発表しました。このプロジェクトは「RefF(リーフ)プロジェクト」と名付けられ、2024年10月1日から九州エリアで展開される予定です。

共同の取り組み


このプロジェクトでは、王子ネピアが新たに発売するトイレットロール「ネピア ネピネピ トイレットロール」の生産に、ユニ・チャームが回収した使用済み紙パンツから生成した固形燃料を使用します。これにより、環境負荷を軽減し、資源の循環を図ることが目的です。パッケージには「RefF」マークが表示され、消費者にも取り組みが伝わる仕組みになっています。

両社の社長コメント


ユニ・チャームの社長である高原豪久氏は、この連携が環境課題への重要な一歩になると語り、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを進める意義を強調しました。一方、王子ネピアの森平高行社長も、日常生活に密接に関連するトイレットロールを通じたリサイクルの重要性に触れ、企業としての責任を認識していると述べています。

環境への貢献


両社は、使用済み紙パンツが廃棄物ではなく貴重な資源であるという認識を共有し、リサイクルの重要性を広めています。ユニ・チャームは鹿児島県での回収活動を行い、オゾン処理技術を用いて使用済み紙パンツを「パルプ」「固形燃料」「高分子吸収材」に再生します。王子ネピアは、得られた固形燃料を利用してトイレットロールを生産し、その生産過程で発電された電力も活用します。

RefFプロジェクトの意義


「RefF」は「Recycle for the Future」の略で、ユニ・チャームが展開するリサイクルブランドです。このプロジェクトを通じて、持続可能な社会の実現に寄与し、SDGs(持続可能な開発目標)の達成にも貢献しています。具体的には、多くの連携を通じて、「人々の健康と福祉」「つくる責任」「陸の豊かさ」を守ることを目指しています。

まとめ


今後も、ユニ・チャームと王子ネピアは連携を深め、環境意識の向上と資源の循環利用に力を入れていく予定です。この取り組みは、持続可能な社会を実現するためのモデルケースとなるかもしれません。私たちもこの活動を注視し、日常生活の中でサステナブルな選択をすることで、環境問題の解決に寄与していきたいものです。


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会社情報

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