保険DX、不動産業務を革新
2025-05-29 16:24:03

SBI日本少短とエルズサポート、賃貸保証と保険のDXを加速!先進システム連携で入居者・不動産業務を革新

「保険をもっと身近に、手軽に、便利に」を企業理念に掲げるSBI日本少額短期保険(以下、SBI日本少短)が、不動産賃貸業界に新たなデジタル変革の波をもたらす重要な一歩を踏み出しました。この度、賃貸住宅の家賃債務保証サービスを専門とするエルズサポート株式会社(以下、エルズサポート)との間で、画期的なシステム連携を開始したのです。この戦略的提携は、賃貸物件を借りるお客様の利便性を飛躍的に向上させるとともに、不動産管理会社の日常業務を劇的に効率化することを目的としています。

この取り組みの核心にあるのは、先進のクラウドストレージサービスであるAmazon S3を活用したデータ連携と、SBI日本少短が提供する保険契約管理システム「Nico」に接続する「Nico API」の存在です。エルズサポートの家賃債務保証サービスへの申込情報の中から、賃貸住宅の入居者に必要な保険契約情報を、Amazon S3を通じてセキュアに連携し、Nico APIを介して「Nico」システムへ自動で反映させることが可能となりました。この一連のプロセスにより、入居者と、SBI日本少短の代理店でもある不動産管理会社は、これまで時間を要していた保険契約手続きの負担から解放されます。

このシステム連携がもたらす恩恵は多岐にわたります。まず、入居者にとっては、煩雑な書類記入や手続きの待ち時間が大幅に削減され、よりスムーズに新生活をスタートできる環境が整います。 同意があれば、保証サービス申込と同時に保険手続きが進むため、手間が最小限に抑えられます。次に、不動産管理会社にとっては、業務効率化の面で大きなメリットが享受されます。 保険料の領収はエルズサポート社が代行するため、管理会社は保険料の収納業務から解放されます。さらに、契約更新時における入金確認作業も不要となるため、経理処理の負担が大幅に軽減されるだけでなく、賃貸期間中に入居者が無保険状態になるリスクを未然に防止できるという安全性も確保されます。

今回のAmazon S3を用いたファイル連携方式は、家賃債務保証会社と他社との連携において、ファイル形式が一般的に利用されている実情を踏まえ、SBI日本少短が独自に開発した新しいアプローチです。これは、単なるシステム統合に留まらず、業界の標準的なワークフローに寄り添いつつ、さらなる利便性と効率性を追求した結果と言えるでしょう。

SBI日本少短は、デジタル化を通じた顧客体験(CX)と代理店体験(AX)の向上に一貫して注力してきました。2021年8月の中間サーバー開発を皮切りに、多様なオンライン入居申込サービスや賃貸管理システムを提供する不動産プラットフォーム、そして家賃債務保証会社とのシステム連携を積極的に推進。特に2023年4月には、システム連携を支援するための「Nico API」仕様を公開し、幅広いサービス提供会社との連携を加速させる体制を整備しました。これまでにすでに15社ものシステム連携を実現しており、今回のエルズサポートとの連携もその確固たる実績の上に成り立つものです。

今回のパートナーシップは、賃貸住宅業界におけるDXの模範事例となるだけでなく、保険サービスそのもののあり方を変革する可能性を秘めています。住まいを借りる際の保証と保険という二つの重要な要素が、デジタル技術によってシームレスに統合されることで、入居者には安心と利便性、不動産管理会社には業務効率化という明確な価値が提供されます。

これからもSBI日本少短は、企業理念に基づき、最新のテクノロジーを積極的に活用しながら、顧客満足度の高い良質な少額短期保険サービスを提供し続けることを目指します。デジタル化の推進は、保険をより身近で、手軽で、便利な存在へと進化させ、社会全体に貢献していくための重要な戦略であり、今回のエルズサポートとの連携は、その目標達成に向けた力強い一歩となるでしょう。


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会社情報

会社名
SBIインシュアランスグループ株式会社
住所
東京都港区六本木1-6-1泉ガーデンタワー16階
電話番号

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