楽しみながらマーケティングを学べるボードゲーム「スウィート・マーケット」が新登場！

マーケティングを楽しく学べるボードゲーム「スウィート・マーケット」が登場

株式会社東風社（広島市）が開発したボードゲーム「スウィート・マーケット」が2024年5月8日にリリースされました。このゲームは、2人から4人で楽しむことができ、マーケティングに関する知識を楽しみながら学べるという新しい形の研修プログラムです。

ゲームの基本情報

「スウィート・マーケット」は、76枚のカードとゲームボードを使用して、参加者が商品や流通、販促などについて競い合う内容となっています。プレイヤーは「商品カード」を手に入れ、それを顧客に販売することで「マーケティングポイント（MP）」を獲得し、最も多くのMPを得たプレイヤーが勝者となります。ゲームは約1時間で完結し、気軽にプレイできる設計がされています。これにより、企業研修を従来の座学から、よりインタラクティブで参加型のものへと変貌させています。

「楽しみながら学ぶ」という新しい教育スタイル

最近、企業研修が「退屈だ」と感じる受講者は多く、伝統的な勉強スタイルに対する抵抗感が高まっています。そんな中、東風社の代表・幸本陽平氏は、約15年にわたる研修経験から「学びは遊びを通じて効果が高まる」と気づきました。そこで、ボードゲームを導入した「スウィート・マーケット」は、社員同士の交流を促進し、楽しくマーケティングの知識を体得できるように設計されています。

また、ゲームは業種や職種を超えて参加できるように工夫されており、新入社員研修や管理職向け研修、経営者の会合など、幅広いシチュエーションで活用が可能です。

ボードゲームの人気と研修ニーズの高まり

日本国内でボードゲームカフェの店舗数が増加傾向にあることはあまり知られていませんが、2024年5月には577軒にまで達しました。これに伴い、ボードゲームの市場は拡大を続けており、近年のアナログゲームのイベントである「ゲームマーケット」の参加者数も急増しています。

このような背景から、ボードゲームを活用した研修の需要が高まっているのは明らかです。従来の研修方法では学んだことの実践が難しいとされる中、「スウィート・マーケット」はゲームを通して自分の学んだ知識を即実践できるチャンスを提供しています。