アフガニスタン地震支援
2025-09-02 18:19:17

アフガニスタン地震に対する緊急支援募金を呼びかけるワールド・ビジョン・ジャパンの活動

アフガニスタン地震に対する緊急支援募金



8月31日、アフガニスタン東部でマグニチュード6.0の地震が発生し、多くの人命が失われ、さらに多くの人々が負傷しています。この悲劇に対して、世界の子どもたちを支援する国際NGOであるワールド・ビジョン・ジャパンが、「アフガニスタン地震緊急支援募金」を開始しました。

深刻な状況



アフガニスタン国家災害管理局(ANDMA)の情報によれば、地震の影響で少なくとも800人が亡くなり、2,500人以上が負傷しているということです。特に震源に近いクナル州のチャウキとノールグル地域では、村全体が全壊または半壊し、家屋が倒壊するなどの状況が報告されています。この地域はアフガニスタンでも貧しく、交通アクセスが非常に限られているため、一次救助活動が困難を極めています。

救助活動の現状



土砂崩れによって主要な交通路が遮断される中、航空機が救助活動に配備され、重症患者はジャララバードやカブールに避難されています。また、NGOや軍と連携した移動型保健・栄養チーム、救急車、地元ボランティアが急速に支援を行っています。

「今回の地震がこれほどの犠牲をもたらしたことに、胸が痛む思いです」と、ワールド・ビジョン・アフガニスタンの事務局長タミンドリ・デ・シルバ氏は述べました。彼は、前回の2023年に発生したヘラート地震の影響が依然として続いていることを指摘し、今回の地震が人々の生活に与える影響も長期的に深刻であると語ります。特に、子どもたちはこのような災害によって最も大きな影響を受けることになります。

脆弱なインフラ



アフガニスタンでは、建物やインフラの脆弱さが問題視されています。「ほとんどの家が泥と木材で作られているため、大規模な地震の際には倒壊の危険が非常に高いのです」とデ・シルバ氏は指摘します。さらに、遠隔地では医療や安全な水、教育へのアクセスが限られており、今回の地震はこれらの既存の問題を悪化させています。

人道危機



現時点でアフガニスタンは既に重大な人道的危機に直面しています。国連人道問題調整事務所(OCHA)によれば、2025年には2,290万人が人道支援を必要とし、350万人の子どもが重度の栄養不良に陥る恐れがあります。この状況を受けて、ワールド・ビジョンは国際社会に迅速で寛大な支援を呼びかけています。

募金のお願い



ワールド・ビジョン・ジャパンでは、日本からの「アフガニスタン地震緊急支援募金」を受付けています。皆様の温かいご支援を心よりお願い申し上げます。詳細はワールド・ビジョンの公式サイトをご覧いただき、フリーダイアル0120-465-009での問い合わせもお待ちしています。あなたの助けが、被災した人々の希望となります。

ワールド・ビジョン・ジャパンについて



ワールド・ビジョン・ジャパンは、キリスト教精神に基づき、貧困や紛争、自然災害に苦しむ子どもたちの支援を行う国際NGOです。約100の国で活動しているワールド・ビジョンの日本事務所として、さまざまな形で人道的支援に取り組んでいます。詳しくは公式サイトをチェックしてください。


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会社情報

会社名
特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパン
住所
東京都中野区本町1-32-2ハーモニータワー3F
電話番号
03-5334-5350

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