音楽の友だちを育む
2024-04-01 21:30:01
子どもたちの未来を音楽で彩る「おんがくセット」の取組み
音楽の楽しさを次世代へ
音楽は人々の人生に寄り添う大切な存在ですが、学校教育の現場ではその本来の楽しさが十分に伝わっていない現実もあります。この状況を打破するために、一般社団法人ミュージックライフ・スタイリング協会は「おんがくセット」を創出し、全国の小学校に配布するプロジェクトを始めます。
「おんがくセット」とは?
「おんがくセット」は、子どもたちが音楽の基礎を楽しみながら学べる教材です。算数の教材である「さんすうセット」を音楽版にしたもので、音の高さ、長さ、強弱、和音、リズムといった音楽の基本を直感的に理解できるようにデザインされています。この取り組みを通じて、子どもたちは音楽に対する興味を深め、学校や家庭で音楽を日常の一部として楽しむことができるようになるでしょう。
音楽の楽しさが失われる理由
日本の義務教育では、毎週音楽の授業が行われていますが、実際には多くの子どもが楽譜を読むことに苦労し、音楽の楽しみを見失ってしまうことが多いのです。この結果、子どもたちが「自分には音楽の才能がない」と思い込んでしまうことが多いのです。
「おんがくセット」はこうした現状を見つめ直し、楽しい音楽体験を提供することを目的としています。子どもたちが、「音楽って楽しい!」と感じられるよう、遊びながら学ぶ環境を整えています。
学校教育とのギャップを埋める
音楽を学ぶ上で、学校で教わる内容と普段聴く音楽との間にはギャップがあります。このギャップを埋めるためには、基礎的な音楽理論を垣根なく学び、さまざまなジャンルに親しむ機会が必要です。「おんがくセット」には、クラシック音楽とポピュラー音楽の理論を融合させた内容が盛り込まれており、子どもたちが自由に音楽を楽しむための土台を築く手助けをします。
大人になっても続けられる音楽
大人になるとともに音楽の道に挫折する人が多いのは、他者との比較や自信の喪失によるものです。しかし、音楽は他者と比較するものではなく、自分自身と向き合うツールです。ミュージックライフ・スタイリング協会では、子どもたちが自身の音楽的趣向を見つけ、自分らしい表現を大切にするための方法を伝えています。
音楽に対する情熱を持ち続けるためには、何かを学ぶ過程での楽しさや仲間とのつながりが重要です。音楽を自らのスタイルで楽しむ経験を積みながら、充実した人生を送るためのスキルを育てることを目指しています。
まとめ
「おんがくセット」を通じて、音楽の基礎を楽しく身につけた子どもたちは、自分自身に誇りを持ち、音楽が一生の友になることでしょう。ミュージックライフ・スタイリング協会は、音楽を通じて生きる喜びを子どもたちに伝え、充実した未来を築くための活動を続けていきます。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人ミュージックライフ・スタイリング協会
- 住所
- 東京都豊島区東池袋3丁目11番9号
- 電話番号
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