沖縄の美をジュエリーで守る「SU:SU」
沖縄の自然を愛し、ジュエリーアートを通じてその魅力を伝え続けているブランド「SU:SU」は、株式会社LANTANAが展開する新たなプロジェクトを始めました。このプロジェクトは、沖縄のサンゴ保全に寄与することを目的にしたクラウドファンディングで、8月5日から「MAKUAKE」を通じて支援を求めます。
クラウドファンディング実施の背景
「SU:SU」の代表である佐久本麻友氏は、16年前に沖縄に移住し、自然の美しさをジュエリーに込めて制作を行ってきました。彼女の情熱から生まれたこの新ブランド「SU:SU」は、身につけることで沖縄の風を感じさせるジュエリーシリーズです。沖縄の海には、世界のサンゴ種の多くが生息しており、この地域の重要な生態系を支えていますが、気候変動によりその数は減少しているのが現実です。
サンゴの危機と「SU:SU」の使命
国連の報告によると、現在のままでは2030年から2050年の間に、サンゴの70〜90%が死滅する可能性があると言われています。佐久本氏は、美しい沖縄のサンゴ礁を未来に残すために何かできないかと考えました。そうして、このクラウドファンディングプロジェクトが立ち上がりました。このプロジェクトでは、集めた資金の全額を沖縄のサンゴ保全に寄付します。
プロジェクトの詳細
プロジェクトの目標金額は100万円で、リターンには沖縄の自然からインスパイアされたジュエリーが用意されています。このジュエリーは、支援者の皆様が沖縄のサンゴのために何かをしてくれた証として、日常生活の中で大切にされてほしいと願っています。支援金は全て「海を守るチーム美らサンゴ」に寄付されます。リターンとして提供されるジュエリーは、沖縄の心を込めたデザインで、特にサンゴの美しさを象徴するものです。
環境への配慮
「SU:SU」は、環境負荷を考えたエシカルジュエリーの制作にも力を入れています。ラボグロウンダイヤモンドやリファインメタルなど、持続可能な素材の使用を心がけており、全てのシルバー925と18金ゴールドには、リファインメタルを採用しています。この取り組みは、環境に優しいだけでなく、ジュエリーの背後にあるストーリーをより深く理解する手助けともなります。
プロジェクト概要
集まった支援は、沖縄のサンゴ保全に役立てられます。新デザインのピアスやネックレスなど、多彩な商品がリターンとして用意されており、沖縄の自然を感じられる機会を提供します。プロジェクトは、8月5日から9月5日まで募集され、ジュエリー制作期間は9月6日から10月31日までとされ、リターンの発送は11月1日を予定しています。
詳しい情報や支援は
こちらのプロジェクトページをご確認ください。
未来への願い
子どもたちのために、沖縄の美しい自然環境を次世代につなげることが、佐久本氏の強い願いです。ジュエリーの制作を通じて、沖縄のサンゴの重要性を多くの人に知ってもらい、その美しさを守っていくという使命を持った「SU:SU」は、これからも活動を続けていくでしょう。